Apple Watch 2「Nikeモデル」との違いは文字盤だけではなかった!スペックや発売日を紹介。

この度、AppleはApple Watch 2の発売を発表しました。
初代Apple Watchと比較すると様々な面で機能がアップしています。
この高機能をより活かすためにAppleはNikeとコラボレーションして、ランナーの良きパートナーとなりうる製品を発表。
それでは、Apple Watch 2のスペックや発売日。
また、Nikeモデルとの違いも解説していきます。
Apple Watch 2の多彩な機能アップ
Apple Watch 2は、初代と比較するとかなりの機能アップを果たしました。
新機能まとめ
- FeliCa(おサイフケータイ)に対応
- GPSが新たに搭載
- ディスプレイが明るくなり、太陽の光があってもはっきりと視認できる
- 50m防水になったので、水泳をするときでも装着したままでOK
- 心臓部のCPUがデュアルコアになって、性能が50%アップ
これらの新機能をひとつずつ詳しく見てみましょう。
FeliCa(おサイフケータイ)に対応
FeliCaに対応したというと、おサイフケータイ機能が腕時計についたということを意味します。
駅の改札も手首のApple Watch 2をかざすだけで通過できるようになりました。
iPhone7もFeliCa対応になりましたが、購入を見送った方にはちょうどいいのでは。
Apple Watch 2があれば、手持ちのiPhone(iPhone5以降)でFeliCaの決済ができるようになったので、かなりうれしいことですね。
GPSが新たに搭載
GPSが内蔵されたのは、ランナーやウォーキングを趣味にする人には、大きなアピールポイントでしょう。
これまではiPhoneなしでは、GPSのトラッキング機能使用や心拍測定などのランニングデータ測定ができませんでした。
しかし、GPSが内蔵されたApple Watch 2さえ身につけていれば、iPhoneなしでも位置情報の記録が可能になったのです。
どんなコースを通ってランニングしたかを練習後に地図上で見ることができるので、復習ができ次からの改善にも役立つことでしょう。
ディスプレイが明るくなり、太陽の光があってもはっきりと視認できる
ディスプレイは、第2世代の感圧タッチ対応ディスプレイになりました。
そして、今までの2倍の明るさとなっています。
画面が明るくなったので、強い太陽光の下でも文字盤が見やすくなって、ランニング時など屋外で使いやすくなりました。
50m防水になったので、水泳をするときでも装着したままでOK
Apple Watch 2は、防水機能を備えることになりました。
それも水泳やサーフィンなどに使える防水性能をそなえるようになったのです。
水深50mの水中までOKになりました。
ここまでの防水機能を備えたので水泳のワークアウトプログラムも装備されました。
腕につけたまま水泳やサーフィンすれば、GPS機能と連動して水泳やサーフィンなどの運動データの記録ができます。
ランニングのあとそのままプールで泳ぐこともできますし、海に入っていくことも可能になりました。
心臓部のCPUがデュアルコアになって、性能が50%アップ
CPUがデュアルコアになって、性能が50%アップしました。
これにより、動作のスピードアップしサクサク動くようになりました。
Apple watch2と「Nikeモデル」との違い
Apple Watch 2では、有名ブランドとコラボしたモデルがラインナップに加わりました。
エルメスとのコラボで牛革製バンドのエルメスモデルが2種類
そして、Nikeとのコラボ製品「Apple Watch Nike+」が設けられました。
ご存じだとは思いますが、Nikeはスポーツおよびフィットネス向けに広範囲に商品を提供している世界的な大企業です。
すなわちコラボモデルは、スポーツをする人、特にランナーサポートのための機能が重点化されています。
まず、バンドがランナー仕様になっています。
ランナー仕様とは、バンド全体に沢山の穴をあけることで、通気性をよくしつつ軽量化をはかっています。
初代のApple Watchにもスポーツバンドがありましたが、どうしてもバンドの部分では蒸れることが避けられませんでした。
Nikeとのコラボモデルのバンドはランナーのために通気性をよくして蒸れないように考えてあります。
Nikeモデル専用の文字盤が2種類
太陽のもとでランニングしながら、チラッと文字盤を見るだけでデータを読み取れるように配慮してあります。
また、Apple Watch Nike+には、このコラボモデル専用に用意されたSiriコマンドが組み込んであります。
バンド、文字盤だけでないNike+だけのメリット
新しいNike+ Run Clubアプリケーションとしっかりと結合してユーザーのランニング意欲を高めます。
これにより、一人ひとりのランナーごとに異なったスケジュールやトレーニングの進みぐらいに合わせて練習プランを調整することが可能になりました。
また、世界でもトップレベルのコーチ、優秀なアスリートからのガイダンスを与えてもらえます。
新Nike+ Run Clubアプリ とApple Watch Nike+でできること
Nikeモデルを十分に活用するにはNike+ Run Clubアプリの利用が必須です。
Nike+ Run Clubアプリは、iPhone対応のNike+ Runningアプリが内容、デザインとも新しくなったものです。
元のNike+ Runningとは、Nikeからリリースされていたアプリです。
これは、ランニングに関する活動の記録がiPhone上でできるものでした。
iPhoneのGPS機能を使用することで、自分のランニングタイムや走ったペース、ルートを記録して、後で見ることができるようになっていました。
当然ですが、Nike+ Runningを利用するにはiPhoneは必須でした。
iPhoneを身につけたまま長時間走るのは負担がありました。
そこで、Apple Watch Nike+発売を機に、アプリが一新されたわけです。
新しいNike+ Run Clubアプリには、カスタマイズができるコーチング機能が導入されています。
「マイコーチ」という名称です。
ランニングを専門とするコーチが作った3つのプログラムによって、トレーニング計画を各人にカスタマイズして組むことができるようになっています。
Nike+ Run Clubは、ランデータのすべてを記録して保存できます。
このランデータとは、自分のランニングを分析するのに必要になるすべての情報になります。
ランニングのペース、走った距離、コースの高低差、心拍数、そして、距離ごとのスプリットデータを記録・保存ができます。
さらに、ランニングしている間に画面表示する情報も細かく管理ができるようになりました。
Apple Watch Nike+は、ランニングに入門したばかりの初心者からマラソンレースに参加するような人まで、ランニングに熱い情熱を燃やす人たちにとっての良き練習のパートナーとなるでしょう。
マラソンやランニング時におすすめしたいのがAirPodsという魔法のイヤホンで、Appleから10月末に発売されます。
このAirPodsはマラソン時に装着しても落ちることない優れもの。
ラインナップと値段、発売日
アルミニウムケースの大きさの違いによって38mmと42mmの2種類の製品が用意されています。
価格(38mm):3万7800円
価格(42mm):4万800円
注文受け付けは9月9日からApple.comで行われます。
販売開始は10月下旬の予定です。