車のバッテリー交換のタイミング(目安時期)は簡単だった。料金はどこでも同じ?

バッテリーが上がる前に、バッテリーの交換時期を知りたくありませんか?
今回は、【誰でも簡単にできる】バッテリーが上がる時期を見極める方法を伝授します!
すなわち、これを知ればバッテリー交換のタイミングがわかります。
私は若いころ、時間とガソリン代があれば毎日ドライブに行く程、車の運転がすきでした。
その日もいつものように運転席に座り、エンジンをかけようとしましたがかかりません。
少し悩んだ結果、バッテリーを疑いました。
しかし、対処の仕方がわかりません。
運転はすきでしたが、当時は整備や修理などのメカニック的な知識は全くなかったのです。
結局、予想通りバッテリー上がりで車屋さんに助けてもらいました。
その時は対処できなかった自分が情けなく、その後は必至で車の勉強をしました。
それでは、私の過去の経験を活かして、車のバッテリー交換のタイミング。
また、車屋さんにお願いした場合の料金などを紹介していきます。
車のバッテリー交換のタイミング(目安時期)はいつ?
メーカーが推奨する交換サイクルは2~3年。
1年1万kmほど走行していれば、3年程度はもちますが、メーカーとしては念のため早めの交換を勧めています。
また、バッテリーは3年位使用すると性能が衰えてきます。
※バッテリーにより寿命はかわってきます。
エンジンをかける時にわかるバッテリーからのサイン
車を運転する際に、エンジンをかけますが、その時にバッテリーの状態がある程度判断できます。
そのサインを見逃さないように、これから紹介していきます。
キーレス(普通の鍵のタイプ)
エンジンをかける時に1発でかからなかったり、クランキングがいつもより長いと感じればバッテリーが弱ってきた証拠です。
スマートキータイプ
スマートキーとは、キーシリンダーに鍵を挿さなくてもエンジンをかけることができるシステム。
エンジンをかける時に、ブレーキを踏み、プッシュボタンを1秒程度押してきかからなければバッテリーが弱ってきた証拠です。
スマートキーには、プッシュボタン以外にもキーシリンダーを回すタイプがあります。
このタイプの判断の仕方は、キーレス(普通の鍵のタイプ)と同じです。
エンジンは1発でかかるが、バッテリーの状態を確認したい場合
ルームランプをつけて、エンジンを始動させます。
その時にルームランプが暗くなった場合、バッテリーが弱くなっている証です。
ルームランプでなくても、ヘッドライトをつけてヘッドライトが暗くなった場合も同じです。
バッテリーの強さには電圧が関係しています。
簡易的な方法ですが、わかりやすいのでお試し下さい。
バッテリーテスターで測定
ここからは少し専門的な内容になります。
電圧を測定する事ができるマルチテスター、または本格的なバッテリーチェッカーがあれば簡単にバッテリー電圧を測ることができます。
正常値
12.5V ~13Vの範囲内。
12V~12.5Vになるとイエローゾーン。
12V以下はレッドゾーンの要交換になります。
測定の仕方
車のエンジンをかけると、オルタネーター(充電・発電装置)により、バッテリーが充電してしまいます。
そのため、測定する際は、エンジンを切ってから何時間か経過したほうが正確な数字を測定する事ができます。
できれば、夜に車のエンジンを切り、一晩おいてあさに測定するのが好ましいです。
テスターの電圧レンジを13V以上にします。
おそらく20Vレンジがあるはずです。
次に赤色のケーブルをバッテリーの+端子に、黒色のケーブルをバッテリーの-端子に接続します。
この時の数字が、バッテリー電圧になります。
テスターなんて持ってないよっていう人は…
ガソリンスタンドの無料点検(サービス)を活用
ほとんどの人がテスターを持っていないと思います。
そんな時はガソリンスタンドで無料点検してもらいましょう。
ガソリンスタンドでは、バッテリー電圧の他に、オルタネーターの充電量、また良心的なお店では比重も測ってくれます。
テスターを使うことにより、数字で判断できるようになるのでより具体的になります。
バッテリー関連でエンジンがかからない場合
上記で説明した事に該当するから、バッテリー上がりだ!って断定する前に確認しないといけないことがあります。
キーレスの電池
スマートキーの場合、鍵の中の識別番号を車両側のCPUが読み取り、合致したらエンジンをかけることができる仕組みになっています。
テレビのリモコンを例に上げて説明します。
テレビのリモコンは、リモコンのボタンを押すとチャンネルがかわります。
これは、送信機で送られた信号を受信機が受け取るから。
ですが、どのリモコンでもテレビを操作できるかというとそうではありません。
※例外もあります。
また、リモコンの電池が切れたらチャンネルをかえることができません。
その場合は、テレビ側にあるボタンでチャンネル変更ができるようになっています。
車のスマートキーも同じ仕組みで、電池が切れるとエンジンをかけることができなくなります。
プッシュボタン式の電池切れ
ブレーキを踏みながら、プッシュボタンにスマートキーを近付けます。
その後、すぐにボタンを押すとエンジンをかけることができます。
キーシリンダーを回すタイプの電池切れ
スマートキーの横や後ろに鍵が収納されています。
つまみをスライドさせて、取り出すタイプがほとんどです。
しかし全てがそうではないので、わからなければ車検証入れの中に入っている取り扱い説明書を参照して下さい。
ドアの鍵もこの鍵で開閉できます。
※プッシュボタン式のドアの開閉の場合も同じです。
バッテリー電圧
バッテリー電圧が低いからすぐに交換はNG。
もう一つ踏み込んでオルタネーターの充電量も点検してみましょう。
点検方法
バッテリー電圧の点検の要領と同じで、違う点はエンジンをかけること。
エンジンをかけた状態で回転数を2500回転にして電圧を測定します。
その時に13.5V~14.5Vの間なら正常です。
それ以外だと、過充電や充電不足で、オルタネーターの不良になります。
この場合は、バッテリーが充電されなくなり、バッテリー上がりの原因になります。
仮にオルタネーター不良の場合、バッテリーを交換しても、バッテリーの容量を使いきればすぐにバッテリー上がりになります。
バッテリーはどこで交換しても料金(費用)は同じなの?
バッテリーの金額はメーカーに同じサイズでも、メーカーによりピンキリです。
昔と違い、今はバッテリーの種類も増えました。
2.完全密封バッテリー
3.アイドリングストップバッテリー
2と3のバッテリーを純正で装着してる車は、また同じ種類のバッテリーを装着しなくてはなりません。
特に2の完全密封バッテリーに関しては、違うタイプのバッテリーを装着すると、車内に硫酸などのバッテリー液の臭いが充満する危険性があります。
車に合ったバッテリー選びは最低条件です。
それでは、バッテリーの交換工賃ですが、500円~1500円のお店がほとんどです。
お店により、バッテリーの金額は割高だけど工賃はサービスとか、反対にバッテリーはお値打ちだけど、工賃が高めとか…
バッテリー交換にかかる費用は、「バッテリー代+工賃」になります。
保証期間
バッテリーには保証書が発行され、保証期間が記されています。
・お買い上げ日より、2年または走行距離4万kmいずれか早い時まで
・お買い上げ日より、3年または走行距離6万kmいずれか早い時まで
バッテリーにより保証期間の年数と距離が異なりますが、上記が代表的なものです。
バッテリーを交換する際は、値段も大事ですが、保証期間も気にしてみて下さい。
※バッテリーの取り扱いには、細心の注意を払いましょう。