缶詰専門大学の評判や偏差値、受験資格や卒業後の進路を徹底調査。「所さんのそこんトコロ」にて特集!

所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!にて缶詰専門大学の特集が放送決定。
缶詰だけの専門大学なんて聞いたことない人がほとんどではないでしょうか。
それもそのはず、日本で唯一の缶詰に特化した専門大学なのです。
なぞに包まれた専門大学だけに評判や偏差値、卒業後の進路などを徹底的に調査したので紹介いたします。
缶詰専門大学の世間からの評価は?
缶やペットボトルを専門として扱う、「東洋製罐株式会社」創設者の高碕達之助により1938年に創立した学校なので、缶詰のスペシャリストを育成しています。
また今の日本では考えられない就職率100%を今日まで維持しているので、企業からの信頼も厚いです。
そんな缶詰専門大学で学んだ生徒が就職するにあたり、学校の成績や内申点を基準として企業が判断してるとしたら、就職率の100%は崩れます。
就職率100%の中には、学校と企業の信頼関係があるからこそ成立しています。
※コネなどのブラックな考えではなく、人と人の信頼関係の深さ。
これにより缶詰専門大学の世間からの評価は「すごく良い」。
この一言につきます。
缶詰専門大学の偏差値は?
偏差値は40~42。
一般入試は、入試科目の英語1必須、数学1と化学1から1科目選択します。
また定員は35名で、「指定校」と「公募」、また「社会人」と「外国人推薦入試」や「一般入試の受験生」の全てを合わせた人数です。
定員が35名と狭き門で、受験問題には缶詰関係の問題もでることでしょう。
一般教養はあっても、缶詰めの知識がない人がほとんどなので、偏差値40~42でも何人受験するかにより倍率がかわります。
目に見えない高い壁がそびえ立っており、合格するのは簡単ではないと思います。
缶詰専門大学で学ぶことにより受験資格が得られるものと授業内容を紹介
2.食品衛生監視員
3.缶詰巻締主任技術者
4.缶詰殺菌管理主任技術者(一次試験免除)
5.缶詰品質管理主任技術者(一次試験免除)
1.食品衛生管理者とは、食品衛生法により、食品衛生法施行令の食品を製造また加工する業種に配置することを義務づけられた、厚生労働省が管轄する国家資格です。
また医師、歯科医師、薬剤師又は獣医師はある条件を満たせば食品衛生管理者になれる。
2.食品衛生監視員とは、通称、食監(しょっかん)と呼ばれ、行政警察活動として、食品衛生法に規定された職務及び食品衛生に関する指導を行う技術系の公務員である。
もっぱら国の検疫所と地方自治体の保健所に所属しており、「食品の検査」や「食中毒の調査」、また「食品製造業」や「飲食店の監視」などの指導及び教育を行っています。
3.缶詰巻締主任技術者と、4.缶詰殺菌管理主任技術者と、5.缶詰品質管理主任技術者とは、
高校卒 の者は、缶・びん詰製造実務経験年数が通算3年以上かつ巻締実務年数が1年以上の者
その他 の者は、缶・びん詰製造実務経験年数が通算5年以上かつ巻締実務年数が1年以上の者
また受講料は、日本缶詰びん詰レトルト食品協会の会員が64,800 円で非会員が97,200 円です。
授業内容
缶詰の全てで、加工から流通までを細かく勉強し、知識や技術を身に着けれます。
缶詰の具材となる食材の加工をし、その具材に対しての知識や調理技術、缶詰を密封した後に世に送り出すための知識。
また35名の少人数だから実現できる、きめ細かく丁寧な授業の進め方を心がけているそうです。
就職率100%を維持している缶詰専門大学の卒業後の進路は?
平成28年3月卒業者の就職先一覧
(株)ナニワ
(株)パスタロード、
(株)明治、
東罐興業(株)
ナガセ医薬品(株)
山崎製パン(株)
日本クロージャー(株)
博多まるきた水産(株)
など、こちらは一例ですが確認しただけでも26社以上あります。
HPには22年度から28年度までの就職先が記載されています。
興味があれば東洋食品工業短期大学HPを確認してください。
生徒数が35名で就職率が100%なので、1人で入社している人もいれば、複数で入社している人もいる計算になります。
今の時代、就職難に陥っている人は数えきれないくらいいます。
缶詰専門大学は缶詰だけに特化していますが、企業からすれば、その専門知識が即戦力になり今後の発展に繋げるためです。
卒業と同時に手に職がつき、知識も得られるのは専門大学ならではですね。
缶詰専門大学の本当の学校名、住所、設立した理由を紹介
缶詰専門大学の本当の名前は、「東洋食品工業短期大学」。
住所は、兵庫県川西市南花屋敷4-23-2
設立した理由は、当時の日本で製造されたあさりの缶詰がアメリカで食中毒を発生させました。
この食中毒をきっかけに、缶詰のスペシャリストを輩出すべく学校を設立。
また設立した学校を通して人材育成に力を注いだ。
その考えが今日までぶれておらず、受け継がれている。
学費の安さが日本一
短期大学の中で、缶詰専門大学は日本一学費の安いのです。
1年時は60万円。
2年時は50万円。
合わせても110万円である。
また寮を借りてる人は年間58万円で、3回の食事付き。
毎月48333円、日割りにすると1日当たり1610円で快適な生活ができます。
また話はかわり、缶詰専門大学は2008年まで、日本で唯一最後の男子大学だったが2009年から共学にかわりました。
缶詰専門大学では、大学の理念・目的・目標を達成するために、下記にような学生を求めています。
・誠実で勤労な人
・食品産業の未来を考え、強い意志を持つ人
・包装食品技術の新しい地平を切り拓く志を持つ人
これらに該当する人は缶詰専門大学を考えてみてもいいかもしれませんね。
社会人の人も毎年何名かは受験してるそうです。
所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!の缶詰専門大学の特集は
2016年6月3日(金) 20:54~21:54 にて放送。
お楽しみに。