車のエアコンの臭いを完全除去!簡単な対策なのに車内がクリーンになる方法とは。

車のエアコンの臭いを完全除去!簡単な対策なのに車内がクリーンになる方法とは。

暑くなるにしたがって、必要となってくるエアコンですが、エアコンを使っていて「なんだか臭う」と感じたことはありませんか?

車という狭い空間で臭いが気になりだすと、なかなか鼻からその臭いが離れないので、辛いものがありますよね。

そんな思いをする前にできる対策や、臭いを除去する方法について解説していきます。


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エアコンの臭いの原因とは

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まず、エアコン使用時の異臭の原因として1番多くあるものが「カビの発生」によるものです。

そしてこのカビから発生する臭いが、エアコンを作動させることで冷風と一緒になって吹き出し口から出てくることで、エアコンの臭いの元となっているのです。

特に多くカビが発生するのが「エバポレータ」と呼ばれる部位なのですが、では何故このエバポレータ付近にカビが発生するのでしょうか?

エアコン(冷房)は、冷媒により冷やされたエバポレータに風を当てることで吹き出し口から冷風が出る仕組みになっています。

冷やされたエバポレータはその使用過程において、内部と外部の温度差によって必ず結露が発生してしまいます。

皆さんはエアコン使用時に、車の下から水が滴ってきているのを見たことはありませんか?

これは結露により発生した水分がドレン(排水口)を通して、エアコンシステム内部から車外に排水していることによるものです。

しかし、結露しているエバポレータに付着した水分が全て排水できる訳でなく、エンジン停止後もエバポレータには水分が付着したままの状態となります。

よって、このエバポレータ付近は湿度・温度が高い状態になり、カビが発生・繁殖しやすい状態となってしまうのです!

カビによるエアコンの異臭の予防策

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さて、エアコンシステム内部にカビが発生するメカニズムが分かったところで、何か自分たちでできる対策等はないのでしょうか。

それにはまず、カビの原因となるエバポレータに付着した水分をエンジン停止前に取り除く必要があります。

その方法とは以下の4点になります。

  • 風量MAX
  • 温度をMAX HOT
  • A/CスイッチOFF
  • 窓を開ける

この状態で2〜3分ほど待てば、エバポレータ内の水分を飛ばし切ることができ、カビの発生を予防することができます。

少し面倒かもしれませんが、是非試してみてください!

それでも臭いが消えないという場合

上記の方法を試しても臭いが消えないという方にお勧めしたいのが、「エバポレータの洗浄」です。

これは専用の機械を使って、臭いの発生源であるカビや頑固な汚れが付着したエバポレータを洗浄して綺麗にする方法です。

車屋さんによっては、機械を置いていない所もあるようですが、しっかり効果はあるので是非試してみていただきたいです。

また、カー用品店などで自分でできるキットも販売されているようなので、ご自身で試してみるのも良いかと思いますが、プロの方に任せるのがより確実と言えるでしょう。

ちなみにお店に作業を頼んだ場合の費用は、およそ5000円前後が相場となっているようです。


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その他に考えられるエアコンの臭いの原因は

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実はエアコンの臭いひとつにしても、カビの発生以外に考えられる原因は様々あります。

原因によってやるべき対策も変わってきますので、ひとつひとつ解説していきたいと思います。

  1. 車内に臭いの原因となるものがある
  2. エアコンフィルターの汚れ
  3. タバコの臭いが染み付いている
  4. エバポレータから冷媒ガスが漏れている
  5. オイル漏れや冷却水漏れが原因

1.車内に臭いの原因となるものがある

まず、車内に臭いの原因となるものがある場合にその臭いがエアコンの風に乗って不快な臭いとなる場合があります。

これは整備士である私の実体験なのですが、車用の芳香剤を使用していたお客様がエアコンの異臭の修理でご入庫されました。

修理を進めていくと、エバポレータにその芳香剤の臭いが染み付き、エアコン使用時にエバポレータから発生する結露の水分と相まって、元の芳香剤の臭いとは違った非常に酸い臭いがしていました。

エアコン使用時は基本的に内気循環での使用となり、室内の空気が常に循環していますのでより車内の臭いが原因となり得ます。

車内に強い臭いのするものがある場合は、まずそれらを除去してみましょう。

2.エアコンフィルターの汚れ

皆さんは、車にエアコンフィルターが備え付けてあることをご存知でしょうか?

年式の古いものや、オープンカーなど一部ではエアコンフィルターが無い車もありますが、基本的にはあるものと思って頂いて結構です。

このエアコンフィルターは、エアコンシステム内部にゴミが進入しないようにする役目を持っているのは勿論のこと、脱臭や花粉を除去するなど様々な効果があります。

その為、使っていくうちに汚れや臭いが蓄積していきます。

交換の目安は「1年」または「15,000km〜20,000km」毎となっているので、臭いが気になるのであれば、まず交換してみても良いでしょう。

フィルターにも様々な種類があり、車種によっても適合するものは変わってきますが、安いものであれば「1500円〜」程の値段で用意されています。

3.タバコの臭いが染み付いている

車内でタバコを吸われるのであれば、これも臭いの原因となります。

タバコの臭いはシートなどに染み付くと、かなりしつこいので簡単には取れません。

そして、タバコの臭いはエアコンユニットの内部も含めて、車内の隅々にまで染み付いてしまいます。

そうなってしまう前にできる対策として

  • タバコを吸う際には窓を開けて換気をする
  • 灰皿をこまめに掃除する

などがありますが、すでに臭いが染み付いてしまっている場合は、ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドなどで取り扱っている、車内消臭を施工してもらうと、臭いがマシになったり気にならないレベルにまで消臭できることもあるのでお勧めです。

また、この車内消臭はタバコ以外の臭いにも有効なので、その他の要因で車内に染み付いた臭いが気になる場合には、お店に相談して対応してもらうと良いでしょう。

4.エバポレータから冷媒ガスが漏れている

エバポレータから漏れた冷媒ガスの臭いが、エアコンの風にのって臭ってくる場合もあります。

冷媒ガス漏れを放置したままにしておくと、エアコンの効き不良といった不具合にも繋がってくるので、真夏に不快な思いをする前に早めに診断と修理を行うことをお勧めします。

5.オイル漏れや冷却水漏れが原因

これらは非常にレアケースですが、可能性は0ではありません。

これも私の実体験なのですが、外気導入でのエアコン使用時にのみ、オイルの臭いが車内ですることがありました。

症状が発生していた車の場合、外気導入にすることでエンジンルーム付近の空気が車内に入ってくる構造となっており、エンジンからオイル漏れが発生していたことと相まって、外気導入+エアコンの使用により、車内にオイルの臭いが侵入していたようです。

同様の理由で、甘い臭いがする場合はエンジン冷却水の漏れが原因となっている場合もあります。

エンジンオイルや冷却水の漏れは、後々大きなトラブルに繋がる恐れもあるので、この場合も早めに修理を行うようにしましょう。

エアコン臭まとめ

このように、エアコンの臭いはカビの発生が原因となる以外にも、様々な理由が考えられます。

思い当たる節があれば良いですが、臭いは人によって感じ方も違うので、なかなか的を得た診断は難しいものです。

そういった場合は、行きつけのディーラーやカー用品店などで、プロの整備士に診断をお任せするようにしましょう。

またエアコンの臭いに悩まされる前に、先ほど紹介したエバポレータ内のカビの繁殖を抑える対策を行うことや、消臭用品を車内に設置するなどして事前対策をしっかり取ることが大切と言えるでしょう!


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