レンタカーの予約は何日前からできるのか?手続き方法や必要書類を徹底解説。

数十年前と比べると、車の普及率は驚くほどあがっています。
今や、車は一家に一台がほぼ当たり前です。
しかしながら、最近は大気汚染・ガソリンの高騰・税金の高額化、などなど、車を持つことのハードルは年々上昇しつつあります。
免許は取ったものの、マイカーは持っていない……そんな人も、今やそれほど珍しくないのではないでしょうか。
公共機関の網は年々広がりつつありますし、自転車も手が届きやすい乗り物です。
車でなければいけないという場所もそれほど多くはないでしょう。
しかしながら、場合によっては、どうしても車を使わなければならないという場面も出てくるはずです。
友人間のレジャーだったり、ちょっとした遠出だったり、公共機関のつながっていない田舎へ遊びに行ったり……
車は持っていないけれど車が欲しい、そんな状況に遭遇することはそれほど少なくありません。
しかし、車は勿論高額なもの。
昨日の今日で「欲しい!」と思ったからといって、すぐさま買えるものではありませんよね。
そこで便利なのがレンタカーサービスです。
レンタカーを使用すれば、車を購入するよりは明らかに安く済みますし、行きたい場所にもいけます。
しかし、レンタカーを利用したことがない人にとっては多少ハードルが高く感じてしまうかもしれません。
そこで、ここではレンタカーの借り方や予約方法などをまとめていきたいと思います。
レンタカーを借りることを考えている方は、是非、参考にしてみてくださいね。
レンタカー会社の選び方
レンタカーを借りるためには、もちろんレンタカーショップに行かなければなりません。
基本的にはお近くのレンタカーショップに行けばよいのですが、都会に済んでいる方は周りに多くのレンタカーショップが競合していることも少なくないと思います。
基本的には、大手のレンタカーショップを利用しましょう。
「トヨタレンタカー」「オリックスレンタカー」「ニッポンレンタカー」など、聞いたことがある方もいると思います。
運転に自信のない人は、出来るだけ保障制度がしっかりとした会社にしましょう。
何をどれだけ保障してくれるのかは、各種レンタカーショップに詳しく載っています。
有名なショップの、「トヨタレンタカー」や「オリックスレンタカー」「タイムズレンタカー」は保険が手厚いことで有名です。
安さでいえば、12時間2525円の「ニコニコレンタカー」なども有名なところですね。
自分の運転暦、体調、借りる期間など、様々なことを考慮して、借りる会社を選びましょう。
選び終えたら、いつレンタカーを使うか決めます。
そして、日取りを決定したら早速予約をします。
注意したいのが、キャンセルしてしまうと、キャンセル代金を請求される場合があるということです。
しっかりとレンタカーを使う目的を考えて予約したいですね。
お店に行って予約することも出来ますが、基本的には電話、もしくはネットで予約します。
予約は何日前からできるのか?
何日前から予約を受け付けているのかは、レンタカーを提供している会社によって異なるようです。
また、どれほど直近の予約を受け付けているのかも会社によって異なります。
大手のレンタカー会社でいえば、「トヨタレンタカー」はネット予約が1時間前、店舗予約の場合はその場でOK、3ヶ月後までの予約が可能となっています。
「ニコニコレンタカー」は借りることが出来るのは3時間前に予約をした場合で、先の予約は2ヶ月後までのものを受け付けています。
「ニッポンレンタカー」であれば、ネット予約では一時間前の予約が必須、店舗であればすぐに借りることが可能、予約をする場合は3ヶ月後までの予約が可能になっています。
以上、有名どころの予約期間でしたが、会社によって期間は異なります。
詳しくはご利用するレンタカー会社のホームページか、直接店舗にお問い合わせください。
予約の際には、希望の車種・乗車人数・出発日時・出発店舗・返却日時・名前・連絡先を伝えましょう。
補償やチャイルドシートなども、電話で伝えます。
ただしこれは一般的なレンタカー会社の予約方法なので、会社によってはやはり異なる場合もあるようです。
そのあたりの細かいところは、利用するレンタカー会社に問い合わせましょう。
必要書類を紹介
用意するものは予約した本人名義の免許証だけです。
注意したいのが、予約した方と、運転する方が異なってしまう場合。
その場合ですと、予約を受け付けてもらえません。
きちんと予約した名前の運転免許証を出し、名前をサインしましょう。
その後、外に出て店員の方と一緒に車の状態を確認します。
面倒かもしれませんが、借りるという営業形態上、仕方のないことですね。
最初に状態を確認しておかないと、万が一車を傷つけてしまった場合、借りる前からついていたと言い訳を許すことになってしまいますからね。
傷をつけるのではないか、と疑われているような気がしていい気はしませんが、商売ですので納得しましょう。
また、車によっては操作法が多少癖があることもあります。
なれない操作で不安があるのなら、ここで店員さんに聞いたほうが無難です。
車の特徴なども、ある程度であれば教えてくれると思いますよ。
ぶつけてしまっては元も子もありませんから、車に疑問があればこの時点で解決しておきたいところですね。
チェックが終わったら、早速出発です。
目的地へ走りましょう。
レンタカーを返却するときの注意点
傷をつけたりぶつけたりせず、目的を達成したら、車をきちんと返しましょう。
勿論、ガソリンは満タンにしなければなりません。
出発時の状態に戻すわけですね。
基本的に、借りた車は借りた店舗に持っていくことになります。
同じ会社だからといって、目的地近くのお店に返さないようにしましょうね。
ただ、大手のレンタカー会社ですと、同じ会社間であれば別の店舗に返却が可能になるサービスがあります。
もちろん、この場合は別途追加料金を取られます。
また、この制度を利用するには借りる際にオプションで「ワンウェイ」を指定する必要があります。
便利なシステムではありますが、高額になってしまうので、出来るだけ借りた店舗で返すようにしたいところですね。
車を返却した後は、再び店員の方と一緒に車の状態をチェックします。
借りる前と借りた後で状態の変化がないことを確認したら、返却は完了です。
レンタカーに忘れ物があった場合は大抵の場合保管してくれますが、何があるかはわかりません。
もう一度、忘れ物がないかを確認しておきましょう。
レンタカーの手続きは簡単だった!
レンタカーは以上のようにして借りることが出来ます。
電話かネット予約をすれば、当日もって行く書類は本人の免許証だけ。
このように、レンタカーはごく簡単に借りられます。
しかし乗る際には借りているものだということを忘れないようにしましょう。
あまりにも汚れがひどい場合はクリーニングを要求されたり、お金を要求されたりする場合もあります。
車は快適で便利なものですが、ついハメを外しすぎて汚しすぎないようにしたいですね。
そして、万が一事故を起こしたりぶつけたりしてしまった場合は、その旨をきちんとレンタカー会社に報告しましょう。
オプションで補償制度に加入していればそこまで高額な弁償代は取られません。
もし黙っていると、最悪の場合民事法で訴えられてしまう可能性もあります。
レンタカーは便利なものですが、会社から借りる以上は責任が生じていることを忘れないようにしましょうね。