車の臭いの取り方を紹介。これで雨の日のエアコン臭ともお別れ!

他人の車に乗った時って何か臭いなと思った経験はないですか?
車の臭いって結構自分自身では臭いに気づかないことが多いのです。
普段から車に乗っていると、くさい臭いに慣れてしまうからなんですね。
しかし、他の人を車に乗せる時は臭いと思われたくないですよね。
そこで、今回は気になる車の臭いについての原因や臭いの取り方を紹介します。
なぜ車が臭くなるのか?
車が臭くなる原因は何が考えられるでしょうか。
普段の車の使い方によって臭いがつく原因は様々です。
考えられる原因として紹介します。
- タバコ
- 食事をする
- ペット
- 汗
- 体臭
- エアコン
などが一般的に多いと言われています。
臭いの元となる原因を作らないことが一番の対策となるのですが、車内で出た臭いをそのままにしておくと車の臭いが取れず悪臭を放つことになります。
よくあるのが「臭い」に対して「香り」でごまかそうとして、芳香剤を使うことがあります。
これは、くさい臭いと芳香剤の香りが混ざってとても変な臭いになってしまいます。
普段運転している本人からすると芳香剤とくさい臭いが混ざっていても、普段から臭いに慣れているので大丈夫な場合が多いですが、他の人が乗車したときはこの臭いが車酔いを引き起こす原因にもなります。
芳香剤を使っても臭いの元を無くさないと意味がありません。
芳香剤を使う前に、普段からくさい臭いがつかないように防いでいく方がいいです。
エアコンの臭いの原因は?
雨の日にエアコンをつけると酸っぱい臭いがしたことはないですか?
エアコンの酸っぱい臭いの原因は「カビ」なんです。
カビといっても車のエアコンのどの辺りに繁殖してしまうのでしょうか。
エアコンは外気や内気の空気はフィルターを通ってから「エバポレーター」という所で、空気を冷まします。
この空気を冷ましている「エバポレーター」が空気を冷やす際に、結露した水分が発生します。
水分が発生してからすぐ乾燥されればいいですが、車の運転を停止して車庫や風通しの悪いところで放置しているとカビの繁殖になってしまいます。
車の嫌な臭いの取り方
車の臭いを取るには車内をきれいにすることです、臭いの取り方にはいつくか方法があるのでコツをおさえておきましょう。
重曹を使う
スーパーや薬局、100円均一ショップなどで安く購入できます。
重曹は料理で膨らし粉としても使われているので、万が一口に入っても大丈夫です。
重曹は弱アルカリ性なので、酸性の臭いを中和する作用があります。
使い方は簡単で、車のシートなどに重曹をまいてしばらく放置します。
重曹をばらまいてからだいたい2、3日放置した後に、掃除機などで重曹を吸い取ります。
また、重曹と水を混ぜて重曹水のスプレーとして気になる箇所に吹きかけることも効果があります。
天日干しする
よく晴れた日に車の窓やドアを全開にして天日干しをします。
車は普段密閉されていることが多い為、風通しをよくすることはとても効果があります。
天日干しをすることで、車内の菌の増殖を妨げ、着いた臭いを取り除いてくれます。
エバポレーターを洗浄する
エバポレーターは洗浄するノズル付きの洗浄剤が市販されているので、まずカーショップなどで準備します。
だいたい2000円くらいで購入できます。
エバポレーターはダッシュボードの裏にあることが多いので、助手席のグローブボックスを取り外します。
取り外すとエアコンフィルターの設置部分が見えるので、エアコンフィルターを取り外します。
エアコンフィルターを取り外すと送風機が見えるので、そこに洗浄剤をスプレーします。
エアコンフィルターを洗浄する
エバポレーターの掃除と一緒にエアコンフィルターも洗浄しましょう。
エアコンフィルターはとても柔らかい素材になっているので、スポンジを使ってゴシゴシ洗うとフィルターを痛めてしまうので避けてください。
バケツなどに洗剤と水を混ぜてフィルターをつけ置き洗いをします。
おおよそ30分程度つけこむとよいでしょう。
そしてしっかりとフィルターを乾燥させてから取り付けてください。
また、フィルターは数千円で市販されているので、交換してしまってもよいと思います。
年1回くらいで交換するとよいです。
内窓や天井を拭く
タバコを吸う方には特にやっていただきたいのですが、結構タバコのヤニで汚れと臭いがついていることが多いです。
アルコールを含ませたウエスなどで内窓や天井を拭いてください。
試してみると結構汚れと一緒に臭いも取れます。
フロアマットを洗浄する
フロアマットは雨の日など濡れたまになっていることが多いので、汚れだけでなく臭いも付いていることが多いです。
食品用洗剤を使って洗うときれいになるのでフロアマットを洗いましょう。
洗浄後はしっかりと乾燥してから使いましょう。
服の洗濯と同じで完全に乾燥していないと、生乾きの臭いが残る原因になります。
臭いを防止するには
全く臭いを無くすことはできませんが、臭いがつかないようにすることでくさい臭いが出ないように抑えることができます。
車の中の空気を入れ替えることで結構臭いを防ぐことができます。
まず、なるべく車は外気取り込みを使用するようにし、常に空気の入れ替えが出来ている状態を保ちましょう。
外気取り込みにすることでカビの原因となるエアコン周りもカビが蓄積することを防ぐことができます。
また、エアコンのカビの発生を抑えるにはエバポレーターに結露ができるのを防ぐことです。
エンジンを切る前に先にエアコンをOFFにして送風にし、なるべく外気と同じ温度にしてあげると結露を防ぐことがでいます。
エンジンを切る1、2分前にエアコンから送風に切り替えてあげるとよいでしょう。
また、最近では車用の消臭スプレーやエアコン送風口に取り付ける消臭クリップも出ています。
こまめに消臭することでカビの繁殖を防ぎましょう。
特にエアコンの酸っぱい臭いはカビが原因のため、カビが繁殖している密閉された車の中にいることは健康上よくありません。
業者に依頼してクリーニングを頼むとなると2万円から5万円くらいかかってしまいます。
結構値段がしますので、普段から臭いを防ぐように換気を行い、臭いを落としてあげるように意識してみてはいかかでしょうか。