四大陸フィギュアスケート選手権(2017)滑走順と出場選手は?日程や注目選手も紹介。

毎年2月下旬に行われる四大陸フィギュアスケート選手権。
2017年は、2月14日~2月19日に行われることになりました。
毎年毎年、氷を溶かすほどの熱い応援と、そして世界最高レベルの演技が見られる舞台だけに、今年も楽しみですね。
今年行われるのお隣韓国の江稜ということもあり、日本から応援に行く人数は1000人を超えるとも言われています。
家庭の事情や懐事情で生で見られない方も、もちろん中継を通じて応援することが可能です。
そこで気になるのが日程や出場選手。
出来れば滑走順も知っておきたいところです。
そこで、ここでは四大陸フィギュアスケート選手権をより一層楽しめるように、日程と滑走順、それに出場選手をまとめていきたいと思います。
個人的な注目選手もあげていきますので、観戦・応援する際には是非参考にしてみてくださいね。
四大陸フィギュアスケート選手権ってどんな大会?
四大陸フィギュアスケート選手権2017
2月17日(金) 夜7時57分〜夜10時9分 男子ショートプログラム
2月19日(日) 夜7時〜夜8時54分 男子フリー pic.twitter.com/KLTqTOY1LT— runa❁猫になりたい (@3axelroses) 2017年1月30日
四大陸フィギュアスケート選手権は、1999年にはじめて開催された国際大会です。
四大陸の名の通り、アフリカ・アジア・アメリカ・オセアニアの4つの大陸の選手が出場資格を持ちます。
日本は正確には大陸ではないのですが、第1回から参加しているようです。
大会の開催場所は出場各国がそれぞれ持ちまわりで、もちろん日本で開催されたこともあります。
各国の代表選手3名および3組が参加し、競い合います。
女子シングルでは日本が最もメダルの数を持っており、追われる立場にあります。
一方男子シングルでは第2位。
ペアやアイスダンスでのメダルは未だないものの、シングルではかなり日本が活躍している大会でもあります。
日本からは勿論有名な選手が登場していて、過去には浅田真央選手、安藤美姫選手が金メダルを獲得しています。
また、2016年の大会では宮原知子選手が優勝、男子でも2014年に無良崇人選手が金メダルを獲得しました。
このように、四大陸フィギュアスケート選手権は、日本選手が数多く活躍する大会なのです。
出場選手と出場国は?
種目ごとに敬称略で紹介していきます。
男子シングル
- アメリカ:グラント・ホッホスタイン/ネイサン・チェン/ジェイソン・ブラウン
- カナダ:ナム・グエン/ケヴィン・レイノルズ/パトリック・チャン
- 日本:田中刑事/宇野昌磨/羽生結弦
- 中国:ボーヤン・ジン/ハン・ヤン
- 台湾:Micah TANG/チー・イー・ツァオ
- 香港:レスリー・IP Harrison/Jon-Yen WONG/リー・ハリー・ホウシェン
- マレーシア:チョウ・カイシァン/ジュリアン・イー・ジージェイ
- フィリピン:マイケル・クリスチャン・マルティネス
- 韓国:キム・ジンソ/イ・ジュンヒョン/Sihyeong LEE
- ウズベキスタン:ミーシャ・ジー
女子シングル
- アメリカ:長州未来/カレン・チェン/マライヤ・ベル
- カナダ:アレイン・チャートランド/ガブリエル・デールマン/ケイトリン・オズモンド
- 日本:三原舞依/樋口新葉
- オーストラリア:カイラニ・クレイン/ブルックリー・ハン
- 中国:シァンニン・リー/ツーチュワン・チャオ/ジジュン・リー
- 香港:メイジー・フェイ・チン・マ
- カザフスタン:エリザヴェート・トゥルシンバエワ
- 台湾:エイミー・リン
- 韓国:チェ・ダビン/キム・ナヒョン/ソン・ソヒョン
- シンガポール:Chloe ING/Shuran YU
- 南アフリカ:ミケラ・デュ・トイ
ペア
アメリカ
- シメカ・クニエリム/クリス・クニエリム
- ヘイブン・デニー/ブランドン・フレイジャー
- アシュリー・ケイン/ティモシー・リュドュク
【カナダ】
- カールステン・ムーア/マイケル・マリナロ
- イルシェチキナ/モスコビッチ
- メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード
【日本】
- 須崎海羽/木原龍一
- 須崎澄令/フランシス・ブードロ
【中国】
- チェンペン/ヤン・ジン
- ウェンジン・スイ/ツォン・ハン
- シャオユー・ユー/ハオ・ジャン
【韓国】
- ミンジ・ジ/テミストクレス・レフテリス
- キュウン・キム/アレックス・カム・カンチャン
- su teon KIM/hyungtae KIM
【オーストラリア】
- エカテリーナ・アレクサンドロスカヤ/ハーレー・ウィンザー
アイスダンス
【アメリカ】
- マイヤ・シブタニ/アレックス・シブ
- マディソン・ハベル/ザカリー・ダナヒュー
- マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ
【カナダ】
- パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ
- ケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ
- テッサ・バーチュ/スコット・モイア
【日本】
- 平井絵己/マリオン・デ・ラ・アソンション
- 村本哉中/クリス・リード
【オーストラリア】
- マチルダ・フレンド/ウィリアム・バダヴイ
- kimberley HOW-LOW/ティモシー・マッケルナン
- Adele Morrison/Demid Rokachev
【中国】
- ホン・チェン/ヤン・ツァオ
- Linshu Song/Zhuoming Sun
- シーユエ・ワン/シンユー・リウ
【韓国】
- ホジョン・イ/リチャード・カンイン・カム
- ユラ・ミン/アレクサンダー・ガメリン
本来女子シングルでは日本選手の宮原知子選手が出場する予定でしたが、怪我により欠場するようです。
前年度女王なだけに残念ですが、とにかく怪我の回復に努めて欲しいですね。
また、男子シングルではカザフスタンのアブザル・ラクムハリエフ選手とデニス・テン選手が欠場するようです。
欠場の理由はわかっていませんが、カザフスタンの人たちは残念な気持ちだと思います。
日程と滑走順を紹介!
四大陸選手権では、大会前日に抽選を行います。
その結果によってショートプログラムの順番が決定します。
フィギュアスケートでは滑走順も演技に影響することがありますので、日本の選手が得意な順番になるといいですね。
また、ショートプログラムの成績からフリースケーティングの滑走順が決定されます。
お気に入りの選手が何位になったのか、いつ滑るのか、テレビ局の中継でもやっていくと思いますので、逐一チェックしていきましょう。
四大陸フィギュアスケート選手権の日程
江稜と日本とは時差がないので、応援と観戦も比較的楽ですね。
2月16日 20:00~21:54
- 「アイスダンス ショートプログラム」
- 「ペア ショートプログラム」
- 「女子シングル ショートプログラム」
2月17日 19:57~22:09
- 「アイスダンス フリーダンス」
- 「男子シングル ショートプログラム」
2月18日 21:00~23:10
- 「ペア フリースケーティング」
- 「ペア フリースケーティング」
- 「女子シングル フリースケーティング」
2月19日 19:00~20:54
- 「男子 フリースケーティング」
- 「エキシビション」
各競技のフリーが終わったあとには表彰式があります。
四大陸フィギュアスケートの注目選手は誰?
先述したように、四大陸フィギュアスケートは各国から代表選手が集まってきます。
そのため、どの選手にも注目したいところですが、観戦するからにはやはり優勝候補だとか、活躍する可能性の高い選手は知っておきたいですよね。
そこで、ここでは注目選手を何人かまとめてみました。
羽生結弦選手
最近テレビで引っ張りだこの選手ですね。
CMでもよく見るので、知っている方も多いのではないでしょうか。
男子シングルでは日本最高の演技を誇り、現時点では世界歴代の最高得点記録を叩き出しています。
自他ともに認める負けず嫌いで、上へ、上へと弛まぬ努力を続けるあたりがその美しい演技の秘訣なのかもしれませんね。
平壌五輪の前哨戦となるこの大会、羽生選手がどのような演技をするのか、注目が集まります。
パトリック・チャン選手
カナダの選手です。
前四大陸選手権王者でもあり、非常に多彩な技を持つ選手です。
特にスケーティング技術に秀でており、進化したスケーティングと評されることもあります。
アクセルジャンプを課題としていますが、近年はその改良に従事。
前年王者となったパトリック・チャン選手がどのような演技を見せるのか、期待が集まっています。
樋口新葉選手
日本選手の中で唯一の2000年代生まれになっています。
なんと16才。
全日本選手権では2年連続2位をとるなど大きく躍進を遂げている選手です。
羽生選手同様負けず嫌いで、表彰台で2位ながら涙を流したことも。
若さを武器にしたダイナミックな演技が期待できます。
四大陸フィギュアスケート選手権の見方
お気に入りの選手がどの順番で滑るのか、今からどきどきがとまりませんね。
各種テレビ局で中継も行うので、観戦をしている人はいまから用事を整えていきたいところです。
もちろん録画で見るのもよいのですが、やはり生観戦してこそ選手たちの熱気と、応援にも気合がはいるというものですから。
2月16日に開幕するフィギュアスケート選手権。
日本の活躍はというと、女子は8年連続表彰台にあがるなど大きな活躍を見せている一方、男子はメダルから遠ざかることも多くなりました。
2014年以来、優勝をしていないので、今年こそは!という勢いで応援したいところですね。
もちろん、日本以外の選手の美しい演技に息を呑まされること間違いなしです。
ぜひ四大陸選手権、それぞれの方法で楽しんでみてくださいね。