GALAXY note7で爆発したバッテリーメーカーはどこ?他機種での使用の有無を徹底調査。

GALAXY note7のバッテリーが爆発したと一報が飛び込んできました。
スマホのバッテリーの爆発はあってはいけない事ですが、なぜか何か月かに1回のペースで耳にします。
今回爆発したGALAXY note7はサムスン電子が開発した大画面スマートフォン。
日本での発売がささやかれていた矢先の出来事でした。
それでは、GALAXY note7で爆発したバッテリーメーカーはどこなのか?
また同生産バッテリーが他機種でも使用されていると危険ですので、こちらも調査していきます。
GALAXY note7のバッテリーメーカーはどこ?
爆発事故が起きたのは、2016年8月19日。
問題のバッテリーの製造メーカーは、「Dongguan ITM Electronics社」で、サムスンが輸入した製品であることが確認されています。
また、バッテリー裏面には「MADE IN CHINA」の表記がされている。
製造日が7月29日で、この日付けからわかることは、GALAXY note7の初期ロッドに使用された製品。
第三者である電子業界関係者の意見は、サムスン電子は今までギャラクシーSとノートシリーズには、サムスンが生産したバッテリーと中国製のバッテリーが混用して使われていた。
と発表しており、今回のGALAXY note7の発火画像から判断できることは、バッテリーを中心に燃えた跡があるため、バッテリーが出火の原因である可能性は十分に考えられると述べています。
現在、サムスン電子は何が原因だったのかを調査中と発表しています。
また、サムスン電子は「Galaxy Note 7」のリコールを公式に発表すると報じているもようです。
サムスン電子はアメリカでバッテリの過熱報告を92件受けました。
内訳は…
26件がやけどの報告。
55件が車内やガレージ内での発火報告。
リコール関連費用は最大2兆ウォン(約1850億円)。
また250万台を回収する予定と発表。
今回の件により、GALAXYnote7ユーザーはiphone7に買い替えを進めているもよう。
同バッテリーの他機種での使用の有無は?
今回、Dongguan ITM Electronics社のバッテリーを使用したため爆発に至ったかもしれません。
仮に、GALAXYの未発売の機種でDongguan ITM Electronics社のバッテリーを使用していれば、同じことがあるといけないので、他のメーカーもしくはサムソン電子のバッテリーと交換をするはずです。
ならば、今販売されている機種に同製品の可能性が…
GALAXYの2016年夏モデルは、「GALAXY S7 EDGE」になります。
近々の機種だと、唯一GALAXY S7 EDGEだけが、爆発を起こしたバッテリーと同じタイプを搭載しているかもしれません。
しかし、GALAXY S7 EDGEでの爆発や発火の報告はないです。
むしろ、ないほうがいいのですが。
念のためにGALAXY S7 EDGEを使用しているユーザーの方は、確認したほうが良いかもしれませんね。
他のGALAXYユーザーも自分のバッテリーのメーカーがどこなのかを知ってたほうが安心することでしょう。
確認するのは、「メーカー名」、「バッテリーの状態」など。
バッテリーが変形していたり、膨張していたら危険なので。
※バッテリー内蔵型の機種が多いので、内蔵型の場合は、無理に分解するのはやめましょう。
回収され安全な機種だとされた機種は本体バッテリーアイコンがこれまでの白から緑色に変更されているとの発表がありました。
リチウムイオン電池の危険性
リチウムイオン電池はスマホ以外にも家電製品にも使用されています。
・突然の爆発音に目が覚め、辺りを確認すると充電中のスマホ本体が変形して、煙がでていた
などの報告があります。
リチウムイオン電池を使用する上で、守らなければいけないことがあります。
・炎天下の車内などの高い温度になる場所に放置しないこと
・ストーブなどの熱源のそばに放置しないこと
・「水」「海水」「ジュース」などの液体で濡らさないこと
・指定以外の充電器やACアダプターで充電しないこと
・プラスとマイナスを逆に接続すると、反対に充電され内部で異常な反応が起こる
・火の中に入れたり、ホットプレートなどで過熱しないこと
・プラス端子とマイナス端子を金属で接続し通電させないこと
・高所から落下させたり、強い衝撃を与えたり、投げつけたりしないこと
・釘を刺したり、ハンマーで叩いたり、踏みつけたりしないこと
・リチウムイオン電池の端子に直接ハンダ付けしない
・充電や放電中に可燃物を上に載せたり、覆ったりしないこと
・分解したり、改造しないこと
・長期間使用しない場合は機器から外して湿気の少ないところに保管すること
・リチウムイオン電池には寿命がある
リチウムイオン電池は、このようにたくさんの注意点があります。
日常生活で普通に使用していれば発火や爆発、または漏液の原因は起こりずらいです。
バッテリー(リチウムイオン電池)が原因でない場合も・・・
充電端子の接続部に異物が入っていると、焦げたりするケースがあります。
似たようなケースを例に上げてみます。
家が火事になり原因を調べたら、コンセントからの出火が原因の場合、なぜ火元がコンセントだったのか?
それらの原因は、コンセントに「ホコリ」「ゴミ」「油」「湿気」があったから。
まさに異物にあたります。
異物が混入した充電端子ですと、異物が抵抗になるため、接続部の温度が上昇していきます。
それにより、充電端子の接続部が発熱し、周囲が損傷して発火の原因になります。
発火や爆発をさせないために気をつけること!
スマホやタブレットを充電するときは、常に取り扱いに注意すること。
また、異常を感じた場合は直ぐに充電を中止すること。
2~3日に1回は、充電端子とスマホ側を掃除しましょう。
今回のGalaxy Note 7の爆発は、ユーザーがリチウムイオン電池の取り扱い方を誤ったのかもしれません。
実際のところ、真相はまだわかっていませんが…
真相が徐々に判明してきまして、バッテリーが原因で爆発や発火をしました。
また飛行機を利用する際は、GALAXYnote7は機内持ち込み禁止に。
また販売も中止になっています。
GALAXYnote7だけでないかもしれませんので、ふだんから肌身離さす持ち歩いているスマホだけに、自分の身は自分で守らないといけませんね。
今一度、充電端子や充電器、また充電ケーブルを確認して正しい充電を心掛けましょう。