Galaxy S8とiPhone8のスペックを比較。新機能と最新情報もあわせて紹介。

毎日のようにiPhone8に関する情報(噂)が飛び交っており、登場から10周年となる今年の新モデルに期待が集まっています。
そしてまもなく発売されるGalaxy S8は、本場韓国での予約数がすでに70万台を超え100万台も近いとのことで、iPhone8とGalaxy S8ともに目が離せない状況です。
そこで今回はiPhone8とGalaxy S8の違い、スペックや新機能を中心にまとめていきたいと思います。
Galaxy S8とiPhone8の違いは?
それではさっそく、2つのモデルの違いについて解説していきたいと思います。
まずはスペックの違いです。
Galaxy S8のスペック
- OS:Android 7.0
- CPU:10nmプロセスのSnapdragon 835(2.3GHz 4コア + 1.7GHz 4コアのクアッドコア)
- ディスプレイ:5.8インチ(Infinity Display)、2960 × 1440 Quad HD+
- メモリ(RAM):4GB
- 内蔵ストレージ(ROM):64GB、拡張256GBまで対応
- 本体サイズ:148.9 × 68.1 × 8mm
- 重さ:155g
- バッテリー:3000mAh
iPhone8のスペック
- OS:iOS11
- CPU:A11 プロセッサ
- ディスプレイ:5.8インチ、OLED(有機EL)ディスプレイ
- 充電方式:Lightning端子、電磁誘導方式(ワイヤレス充電)
- メモリ(RAM):3GBまたは4GB
- 内蔵ストレージ(ROM):64GB、256GB
- バッテリー:2基搭載によりバッテリーライフが改善
なおiPhone8に関しては正式発表がされたわけでないので、あくまで憶測の情報であることにご注意ください。
iPhone8とGalaxy S8の新機能を徹底比較!
続いてそれぞれの新機能についてまとめていきたいと思います。
ホームボタンを廃止し、ディスプレイ内にセンサー搭載か?
iPhone8では上下にディスプレイを広げた新しいパネルを採用することで、これまであった物理ホームボタンを廃止するのではないかと言われています。
これにより、ホームボタンの位置となるディスプレイの下にセンサーを配置し、ロック解除のほか、画面としてもエリアを最大限活かすデザインになると思われます。
そしてもうひとつ、Touch IDをディスプレイの下ではなく本体の背面側に配置する情報もあるようです。
一方のGalaxy S8もホームボタンを廃止して指紋センサーを本体背面に設置したデザインになっています。
ワイヤレス充電に対応か?
Smart Connectorを使ったインダクティブ(非接触)充電が可能になるとの情報あり、そのためにiPhone8のボディはガラスを採用するとのことです。
なお現在のiPad ProシリーズにはSmart Connectorが搭載されています。
またGalaxy S8では充電端子にUSB Type-Cを採用し、WPC(Qi)とAirfuelの非接触(ワイヤレス)充電にも対応しています。
縦長ディスプレイを採用か?
2.5Dの曲面ディスプレイが採用されるのではないかと言われている一方で、これまでと変わらない平面ディスプレイを引き続き採用するとの情報もあり、現在も錯綜している状況です。
ただ、OLED(有機EL)ディスプレイについてはいずれも情報が一致しているようで、従来の液晶に比べ、薄い・明るい・省エネ性能が高いといったメリットがあることから、iPhone8に採用される可能性が高いものと思われます。
そして今後のトレンドとなる「縦長ディスプレイ」をiPhone8でも採用するようで、これによって表示できる情報量の効率化が期待できます。
なおGalaxy S8では、一般的な16:9よりもさらに縦長なInfinity Displayと呼ばれる独自のディスプレイを採用したことで、解像度も縦に長くなりより多くの情報量を一度に表示できるようになったため、画面の上下で別のコンテンツを表示するマルチタスク機能が向上しています。
ユーザーの行動を支援するインテリジェントなインターフェース「Bixby」
Galaxy S8には新たに「Bixby」(ビックスビー)が搭載されます。
例えば、調べたい商品があった場合にカメラを向けるだけで検索できる「Vision」、音声とタップ操作を組み合わせて複数のアプリ間で作業ができる「Voice」、ユーザーの行動履歴を解析してレコメンドを行なう「Home」といった機能を用意しています。
そしてiPhone8では、SiriとARを組み合わせた新しい機能が実装されるのではないかと言われており、具体的にはiPhoneのカメラを起動して被写体に向けたまま「Siri、あの建物はなに?」と問いかけると、それに応じた返答がくるとされています。
さらに、将来的にはカメラを人に向けただけで心拍数や体温、呼吸回数などを自動的に計測してくれる機能も実装されると言われています。
iPhone8に関する最新情報まとめ
例年によれば、iPhone8は9月に発表されたのち1〜2週間後に発売されるのですが、今年はデザインが大幅に変更されることによる技術面への影響で発売日が遅くなるとの情報があるようです。
また、有機ELディスプレイを搭載することでコストが上昇、最終的にiPhone8の価格は1,000ドル(約11万円)以上になると言われている上に、生産数も限られるそうです。
これまでの情報をまとめると以下のとおりです。
・ボディはガラス製
・バッテリーを2基搭載して稼働時間が延長
・曲面の有機ELディスプレイを採用(より縦長画面に)
・ワイヤレス充電に対応
・ホームボタンの廃止
・Touch IDを背面側に配置
・3Dカメラを搭載
・iPhone8、iPhone7s、iPhone7s Plusの3モデルで登場
なお今年も開発者向けイベント「WWDC2017」が6月に予定しており、そこでは主にソフトウェアに関する発表が多くされるのですが、おそらく次期OS「iOS11」についても新たな情報が出てくるものと思われ、それによってiPhone8がどのような姿・機能を携えて登場するのか予想することができます。
まもなく発売されるGalaxy S8を超える驚きがあるのか、気になるところです。