高校野球選抜(2017)出場校を発表!優勝候補や組み合わせを予想。
高校野球はいつでも爽やかな気持ちで見ることが出来ますよね。
夏の甲子園は勿論有名ですが、春には「選抜高校野球」が同じくらいの規模で開催されます。
選抜高校野球は大きな規模で行われるのですが、甲子園とはまた違った面白さがあります。
それは、甲子園と違って、新チームになり初めて行われる全国大会だということです。
球児たちも、卒業生が完全に卒業し、進学あるいは就職する前最後の試合となりますので、先輩たちにいいところを見せようと頑張ります。
それでは、そんな春の選抜高校野球ですが、今年の出場校と優勝候補はどこなのでしょうか。
今年の活躍から考えて、出場校と有力な優勝候補はどこなのか、大胆予想してみました。
是非、選抜高校野球を観戦する際の参考としてみてくださいね。
春のセンバツ高校野球「2017年の出場校」を予想
高校選抜の出場校は、甲子園とは違い、地域予選を勝ち抜いた高校が必ずしも出場するというわけではありません。
出場校の規定には「各地区の春季大会での成績に加えて地域性を考慮」とありますが、この地域性の何を考慮するのか、具体的な規定は何もわからないのです。
過去の出場校を見てみると、大体地域ごとにまばらな高校が出場できるようになっているようです。
出場枠は大体以下の通り決まっているようです。
- 北海道:1
- 東北:2
- 関東・東京:6
- 北信越:2
- 東海:2
- 近畿:6
- 中国・四国:5
- 九州:4
- 21世紀枠:3
- 明治神宮枠:1
以上の枠を、選考委員会が選考して出場校が決定します。
北海道枠はほぼ確定で、札幌第一高校が出場するでしょう。
秋季東北地区大会の結果から、恐らくは仙台育英と盛岡大付属高校が東北枠に選ばれる可能性が非常に高いです。
関東枠はベスト4までは秋季大会の結果通り、順当に「作新学院」「東海大市原望洋」「健大高崎」「前橋育英」の4校が出場すると予想できます。
残りの2枠は東京大会の優勝校に加えて準優勝者と関東地区ベスト8を比較して検討するようです。
東京地区の優勝校は「早稲田実業」で準優勝は「日大三高」です。
「早稲田実業」は確定で出場するとして、「日大三高」と秋季大会のベスト8との比較により出場が選考されます。
直近の大会の結果から、「日大三高」と比較されるのは「慶応義塾」でしょう。
どちらかといえば、惜しい試合の多い「日大三高」が関東・東京枠に選ばれるのではないかと思います。
北信越の出場高校は2枠ですので、順当に秋季大会決勝戦の2校、「高岡商業高校」「日本文理高校」が出場すると予想できるでしょう。
東海の出場高校も同じく2枠なので、「静岡高校」「至学館」が出場するでしょう。
近畿地区は6枠で、ベスト4に残った「神戸国際大付属」「大阪桐蔭」「滋賀学園」は確定で出場するでしょう。
優勝校である「履正社」が明治神宮大会で優勝しましたので、ベスト4以降の高校から3校が選ばれます。
大阪に偏り過ぎないことや各種大会の活躍を考えると、「上宮太子」「高田商業」「和歌山東」あたりが選ばれるかなと考えられます。
中国・四国地区の枠は5つですので、それぞれの地区の決勝戦出場高校である「宇部鴻城」「創志学園」「帝京第五」「明徳義塾」の4校は確定でしょう。
残り1枠は各地区のベスト4から選ばれるのですが、準優勝のスコアや大会結果を鑑みると、「英明高校」が選ばれるかなと考えます。
九州の出場枠は4枠ですが、地域性を考えると「東海大福岡」「福岡大大濠」「熊本工業高校」「れいめい高校」の4校になると考えられます。
これらの枠のほかに、選抜には「21世紀枠」という枠が用意されています。
下記で詳しく説明しています。
選抜高校野球(2017)出場校一覧!
【北海道】
- 札幌第一(北海道):2年連続2回目
【東北】
- 仙台育英(宮城):2年ぶり12回目
- 盛岡大付(岩手):4年ぶり4回目
【関東】
- 作新学院(栃木):5年ぶり10回目
- 東海大市原望洋(千葉):7年ぶり2回目
- 前橋育英(群馬):6年ぶり2回目
- 健大高崎(群馬):2年ぶり3回目
- 早稲田実(東京):4年ぶり21回目
- 日大三(東京):6年ぶり19回目
【北信越】
- 福井工大福井(福井):2年連続5回目
- 高岡商(富山):7年ぶり5回目
【東海】
- 静岡(静岡):2年ぶり16回目
- 至学館(愛知):初出場
【近畿】
- 履正社(大阪):3年ぶり7回目
- 神戸国際大付(兵庫):7年ぶり4回目
- 大阪桐蔭(大阪):3年連続9回目
- 滋賀学園(滋賀):2年連続2回目
- 智弁学園(奈良):2年連続11回目
- 報徳学園(兵庫):3年ぶり21回目
- 高田商(奈良):23年ぶり3回目
【中国】
- 宇部鴻城(山口):2年ぶり3回目
- 呉(広島):初出場
- 創志学園(岡山):2年連続3回目
【四国】
- 明徳義塾(高知):2年連続17回目
- 帝京五(愛媛):48年ぶり2回目
【九州】
- 福岡大大濠(福岡):26年ぶり4回目
- 東海大福岡(福岡):32年ぶり2回目
- 熊本工(熊本):10年ぶり21回目
- 秀岳館(熊本):2年連続3回目
【21世紀枠】
- 不来方(岩手):初出場
- 多治見(岐阜):初出場
- 中村(高知):40年ぶり2回目
優勝候補はどうなる? 選抜2017の有力校をピックアップ!
本年は有力校の戦力が拮抗していて、優勝校の予想が非常に難しい状況にあります。
それだけに面白いのですが、やはりその中でも有力校、優勝候補はいくつか存在するものです。
そこで、群雄割拠の選抜2017、その中でも特に優勝に絡んできそうな高校を、独断と偏見でピックアップしていきたいと思います。
また、チームごとの個人的な強み、見所も紹介していきたいと思いますので、観戦する際には頭の片隅に留めてみてください。
履正社
明治神宮大会で初優勝を果たし、今最も勢いがあるといっていい高校ですね。
大阪というくくりで見ても、神宮大会で優勝したのは20年ぶりと、大阪中の期待を一身に背負っているといってもいいチームですね。
注目選手はなんといってもエース投手の竹田選手。
高校野球であるのにも関わらずその球速は140Kmを超え、その力には注目が集まります。
バッターのほうでは4番・主将の若林選手の活躍に注目です。
仙台育英
仙台育英といえば、東北の名門校ですね。
明治神宮大会の予選の県大会で大活躍を見せた、長谷川選手に注目です。
なんと4試合を無失点で抑え、東北大会でも完封試合を見せ付けることも少なくありませんでした。
その安定感、試合のコントロール力には大きく注目が集まります。
打線は大きく秀でた選手はいませんが、全体的にバランスの取れた打線が特徴ですね。
東北で最も強い高校といわれることも多い育英だけに、その活躍には大いに注目です。
作新学院
夏の甲子園で優勝した高校ですね。
ほとんどが3年生だったこともあり、メンバーはほぼ一新されていますが、関東大会で優勝を見ると、まだまだその力は健在のようです。
注目選手はやはりエースの大関投手。
すばやい投球と正確なコントロールで、次々とバッターをうちとっていきます。
前エースに勝るとも劣らないその制球能力には大いに注目が集まります。
全国制覇のノウハウを知っている先輩がいる以上、そのプレッシャーは相当なものだとは思いますが、それがプラスに働けば優勝もありえるでしょう。
早稲田実業
東京地区大会を制覇した早稲田実業。
強力な打線が大きな特徴で、火を吹けば一気に優勝もありえます。
注目選手は清宮選手。
日本人離れしたスイング力で、正確にバットに当てる力を持っています。
投手では中川選手に注目です。
強豪高校相手に無失点で抑えるなど、そのセーブ力を全力で活かすことが出来れば、優勝も可能でしょう。
明徳義塾
四国の雄、四国最強の高校です。
その圧倒的な攻撃力は日本一とも言われています。
秋季大会の得点数はなんと4試合で36点。
この数値が、明徳義塾の攻撃力を如実にあらわしているといえますね。
打線に関してはほぼ全員が注目選手といってもいいでしょう。
その打線が全国大会で爆発すれば、優勝も勿論ありえます。
明徳義塾は2002年に優勝していますがそれ以降は優勝から遠のいていますが、今年は波に乗っているので優勝の可能性も。
春の選抜高校野球2017のまとめ
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選抜高校野球大会組み合わせ⚾️
— ⚾︎🚺⚾︎野球垢⚾︎ (@Baseball______a) 2017年3月10日
以上、2017年選抜高校野球の出場高校・優勝候補の予想でした。
組み合わせは3月10日に抽選で行われるため、今回予想した高校たちがどこに配属されるのかどきどきですね。
優勝候補たちが1ブロックに固まり、お互いにつぶし合ってしまうという状況になれば、思わぬダークホースがあがってくる、ということもあるかもしれません。
そういった、くじ運で決まる要素も一発勝負のトーナメントである高校野球ならではの楽しみ方といえますね。
日程は3月19日~3月30日までの12日間と、まだまだ寒さの残る初春に行われます。
これから暖かくなる時期なので、高校野球を観戦して是非、一足はやい春を感じたいところです。
もちろん熱くなるからといって、実際に観戦する際は薄着をしていかない方が無難です。
きちんと厚着をしていきましょう。
果たしてどんな試合が繰り広げられるのでしょうか。
今からとても楽しみですね。