ひよっこの視聴率を歴代朝ドラから予想。過去作品の「最高&最低」ベスト3も一挙公開!

2017年4月3日より放送がスタートするNHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」。
映画「ビリギャル」などで注目を集めている人気若手女優、有村架純(ありむらかすみ)さんをヒロインにむかえ放送されることが決まっています。
視聴率が伸び悩んでいると言われるテレビ業界ですが、今春の朝ドラ「ひよっこ」の視聴率はどうなっていくのでしょうか。
歴代の朝ドラを参考に予想してみました。
また、過去作品の視聴率も同時に調べてみたのでご紹介していきます。
歴代朝ドラから「ひよっこ」の視聴率を予想!
視聴率の伸び悩みが取り沙汰されているテレビ業界。
21世紀に入り時代の流れとともに視聴率にも変化がおこります。
視聴率20%は超えるのが難しい大きな壁の一つになってきている印象ですが、朝ドラの歴代視聴率は意外にもその20%を越える作品がいくつもありました。
今回の作品「ひよっこ」の脚本を担当するのは、過去に朝ドラ「ちゅらさん」や「おひさま」の脚本も担当した岡田惠和(おかだよしかず)さん。
過去作品でもある「ちゅらさん」は2001年上半期放送作品で平均視聴率22.2%を記録。
2011年上半期放送作品の「おひさま」では平均視聴率18.8%を記録し、最近での視聴率ではまずまずといったところ。
歴代朝ドラの視聴率をみていくと、2009年あたりには平均視聴率も13%へと大きく落ち込んだ時期がありました。
しかしここ最近の平均視聴率は、20%前後を行き来しているような感じです。
2016年上半期に放送された作品「あさが来た」ではヒロインに女優の波留さんをむかえ、平均視聴率23.5%を記録するなど、とても好調な印象をうけます。
過去作品からも見て取れるように、平均視聴率20%は意外にも超えてくるのではないかという予想です。
「ひよっこ」作品のヒロインでもある女優の有村架純さんは、若手女優として人気も知名度もある女優の一人です。
映画「ビリギャル」では今までの清純派イメージを覆すかのような金髪ギャルを見事に演じきり話題に。
人気CMにも出演されるなど、着々とキャリアアップしている女優さんです。
朝ドラに関しては、人気や知名度のある女優よりもフレッシュな新人ヒロインの方があたる!とも言われていますが、実際のところ真相はわかりません。
透明感のある清純派、有村架純さんヒロインということで朝から爽やかな画が見られることを期待して、視聴率も20%超えを予想します!
初回の視聴率が大台割れ
初回視聴率が9作連続の大台20%を切り、19.5%に。
ですが、岡田さんの脚本なので挽回して盛り上げてくれることでしょう!
朝の連続テレビ小説の21世紀視聴率ランキングTOP3は?
- 第一位:2015年放送の「あさが来た」
- 第二位:2002年放送の「さくら」
- 第三位:2016年下半期の「とと姉ちゃん」
記憶にも新しく、女優・高畑充希さんをヒロインにむかえ2016年下半期に放送された作品「とと姉ちゃん」がなんと平均視聴率22.8%で第三位となっています。
続いて、2002年放送の「さくら」は、23.3%で第二位。
こちらの作品のヒロインは演技経験ゼロで全くの無名だった高野志穂さんが2512人の中からオーディションで選ばれました。
「さくら」の主人公・松元さくらはハワイ生まれの日系4世だった為、帰国子女で英語が堪能だったこともあり高野志穂さんが選ばれたと言われています。
そして見事、21世紀第一位の視聴率を記録した作品は2015年放送「あさが来た」。
ヒロインは女優の波留さんが務め、主題歌には人気アイドルグループAKB48の曲「365日の紙飛行機」が起用されるなど話題を呼び、平均視聴率23.5%を記録しました。
最近の視聴率低迷を考えれば朝ドラの視聴率はなかなか良いのではないか・・・と思われますが、テレビドラマ史上最高視聴率を記録した作品はこんなものじゃありませんでした。
テレビドラマ史上最高視聴率もなんと朝ドラ!
NHKの朝ドラの歴史はとても古く、なんと初の作品放送が1961年。
スタート当初3年間は、視聴率データがなかった為に歴代には入れておりません。
長い歴史がある中でも過去最高視聴率を記録した作品は、1983年放送の「おしん」です。
ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」などを手掛けた橋田寿賀子さんが脚本を担当された作品としても、とても有名ですよね。
「おしん」は、平均視聴率なんと52.6%。
最高視聴率は62.9%を記録した作品で、この記録が歴代のテレビドラマ最高視聴率記録となっています。
明治、大正、昭和を苦難にあいながらも決してあきらめず、戦中や戦後をたくましく生きる女性を描いており数多くのファンを獲得している作品でもあります。
日本のみならず、世界68ヶ国や地域で放送され“世界で最もヒットした日本のテレビドラマ”として現在もなお根強い人気を誇っている作品のようです。
過去最低の視聴率を記録してしまった作品は
- 第一位:2009年下半期の「ウェルかめ」
- 第二位:2009年上半期の「つばさ」
- 第三位:2008年放送の「瞳」
時代の流れとともにテレビ業界も変わってきてしまったのか・・・昔の視聴率との差は歴然。
ランキング上位があれば下位ももちろん出てきます。
過去最低視聴率を記録してしまった作品はどの作品なのでしょうか。
時代による“テレビ離れのせい”なのか、調べてみました。
過去最低視聴率を記録してしまったのは、2009年下半期放送「ウェルかめ」13.5%でワースト第一位。
ヒロインは最近ドラマにも出演されていた女優の倉科カナさん。
同じく2009年上半期放送「つばさ」は13.8%でワースト第二位です。
こちらも現在大活躍されている女優、多部未華子さんがヒロインを務めています。
ワーストツートップが2009年の2作品ともにありました。
そして、榮倉奈々さんをヒロインにむかえた2008年放送の「瞳」15.2%でワースト第三位という結果になってしまいました。
それぞれの敗因として、視聴者が主人公の感情についていけなかった、ドタバタ家族劇は視聴者を置いてきぼりにしてしまう・・・など様々な憶測が飛び交っていますが、実際のところはよくわかりませんね。
時代のせいなのか、脚本のせいなのか、はたまた女優のせいなのか。
当時ヒロインを務めた女優さん達は現在もなお活躍されている方々ばかりなので、結局のところ真相はわかりません。
昔のように高い視聴率を記録することは難しくなってきてしまった現在ですが、今春放送される「ひよっこ」には是非とも視聴率20%を超えてほしいと思っています。
徐々に調子を取り戻してきているNHK朝の連続テレビ小説。
これからも清々しい朝を迎えるとともに放送されるドラマが楽しみで仕方ないですね!