ひよっこのあらすじから最終的な結末が判明!?父親の失踪がポイントだった。

2017年4月より、ついに放送が開始された朝ドラマ「ひよっこ」。
初回視聴率は19%前後と、惜しくも20%には届かなかったものの、視聴者からの反応は概ね好評のようです。
そんな「ひよっこ」ですが、毎回放送が終わるたびに、面白い展開が続き、次を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
実はこのドラマ、ある程度あらすじが発表されています。
ですので、ある程度であれば、次の展開がわかってしまうのです。
そこで、ここでは、現在判明しているあらすじと、そこから予想される結末を予想していきたいと思います。
続きが気になってしかたない! はやく続きを知りたいという方は、是非参考にしてみてください。
以下はネタバレを扱うので、ネタバレが嫌だという方は注意してくださいね。
「ひよっこ」のあらすじをネタバレありで公開!
有村架純演じる谷田部みね子が主人公として活躍する朝ドラマひよっこ。
1960年代に、茨城の北西部の田舎で暮らすみね子が、
最初から見ていた人は理解できると思いますが、途中から見た人はいまいちあらすじが理解できないと思います。
特に、人間関係がある程度複雑なので、ストーリーを知っていないとなかなか楽しめないところもあるのではないでしょうか。
なので、続きも含めて、最初からあらすじを解説していきたいと思います。
1. 田舎での暮らし
茨城県の山奥の村、「奥茨城村」。
1964年のことですから、都会と比べればその暮らしはとても質素なものでした。
東京オリンピックが開催されてはいましたが、主人公谷田部みね子は、いまいち実感が湧かずにいました。
とはいうものの、田舎での暮らしに対して不満を持っているわけでもなく、むしろみね子は高校卒業後、実家の農家を支えていくつもりでした。
彼女は、奥茨城での暮らしが大好きだったのです。
優しい家族に囲まれ、豊かな自然と共に過ごすみね子の日常は、とても幸せなものでした。
しかし、その幸せな平穏は、突如終わりを告げます。
みね子の父親が、出稼ぎに行った東京で消息を絶ったのです。
2. 東京へ行く決意
東京へ行ったきり帰ってこない父親を、谷田部一家はとても心配しました。
不作の年に作ってしまった借金を返すために、父親はずっと東京の工場で働きっきりでしたが、お正月には帰ってきていたのです。
しかし、その年はいくら待てども帰ってきません。
ショックを受け、茫然自失となるみね子の母親、美代子。
農作業をしながら内職をし一家を支えますが、父親からの仕送りがなくては明らかに美代子の負担は大きなものでした。
そんな母の様子を見て、みね子は東京へ行く決心を固めます。
実家へ仕送りをして家を支えると共に、東京で父親を探すことにしたのです。
母親は迷ったようですが、みね子が東京へ行くことを許可してくれました。
3. 幼馴染と共に東京へ、工場で働く
みね子は、幼馴染である時子と三男と共に東京へ行くことにしました。
彼らは奥茨城で一緒に学校に通った友達です。
時子は東京で女優になることを夢見て、三男は兄弟の三番目であるがために農家を継げず、仕方なく、東京へと行く決意を固めた、と話します。
それぞれ複雑な想いを抱きながら東京へ向かう3人。
時子とみね子はトランジスタラジオの工場で、三男は日本橋の米屋で働くことになりました。
東京はみね子の想像よりも都会で、みね子は眩暈がするようでしたが、時子の存在から工場で働くことをはじめました。
しかし、突然、またもそんな状況が一変します。
4. 倒産する工場、しかし…
みね子は「金の卵」といわれながらも、低賃金かつ長時間労働を強いられました。
会社には寮が存在しており、同じ集団就職で上京した仲間や優しい寮監とみね子は打ち解けていきます。
大変な毎日でしたが、徐々に仕事にも慣れはじめたそのとき、不景気を抱え、工場が閉鎖してしまいます。
みね子は職業も、住居も失い、突然何も知らない東京に放り出されることになりました。
途方にくれ、絶望しかかるみね子でしたが、みね子はあることを思い出します。
5. 食堂で働くことになるみね子
父親が言っていた、洋食屋の「すずふり亭」のことを思い出すみね子。
望みを繋ぐためにすずふり亭へと赴くと、幸運な偶然が重なり、みね子はすずふり亭で雇われることになりました。
個性的な人物ばかりながらもすずふり亭の人たちはいい人ばかりで、働くうちに、みね子は「すずふり亭」に慣れ親しんでいきます。
そのうち、みね子にとって、すずふり亭は2つ目の故郷と呼べるような場所になりました。
みね子は東京で様々なことを経験し「ひよっこ」から一人前へと成長していきます。
果たして、みね子の運命はどうなっていくのでしょうか。
ひよっこの最終的な結末を3パターン紹介
よくよく見ると、今まで朝ドラと共通点があることに気がつくと思います。
例えば、主人公が田舎の出、父親が失踪といった要素は「まんてん」や「まれ」と共通しています。
田舎出の主人公が東京で頑張る話というのは、朝ドラとしては鉄板のパターンのようで、このことからも、ある程度結末が予想できます。
ですので、ひよっこは過去の朝ドラとある程度被っている部分があり、結末もある程度似通ってくることでしょう。
具体的には、以下の3パターンです。
1. 父親が見つかり、奥茨城村へと帰る
父親を発見したあと、奥茨城村へと帰ることが予想されます。
この場合ですと、同じ朝ドラの「まれ」と似たような結末ですね。
すずふり亭が第二の故郷になってはいるものの、みね子にとっては奥茨城がやはり故郷です。
父親が見つかった以上、妹や母親を置いてはおけないというのがみね子の素直な心境になるでしょう。
帰るまでに相当な迷いがあると思われますが、みね子は奥茨城へと帰ることになるのではないでしょうか。
恐らく、この結末では、父親と一緒に帰ることになると思います。
父親には家族に仕送りが出来ないなんらかの事情があり、ならば東京に居残る必要はないからです。
この場合ですと、借金が残っていますが、恐らくすずふり亭で集まる人脈によってある程度なんとかなるのではないでしょうか。
2. 東京に残り、家族に仕送りを続ける
この場合は父親だけが奥茨城に帰ることになると思われます。
すずふり亭で働くうち、みね子には農家以外にやってみたいことが出てきます。
洋食屋ですから、何か食べ物関係のことかもしれません。
何かまでの予想は難しいですが、その目的のため、みね子は東京に残ることを決心するのです。
みね子は働きながらそのやりたいことの勉強をし、そして仕送りも続け、実家では父親と母親が支えあいながら生きる・・・・・・そんな結末になることが予想できます。
この結末は「まんてん」に似ていますね。
当初の目標とは全く違う目標が出来ることによって、人生は色々ある、というメッセージを込めているような気がします。
3. 父親は見つからないか他界しており、みね子は家を支える柱として頑張っていく
この場合は、今までの朝ドラの常識を覆します。
普通、朝ドラでは失踪した父親は見つかるのですが、もしかしたら見つからないという可能性もあるでしょう。
父親が見つからない場合で考えられるのは、みね子が結婚し、その相手の男性と共に実家を支えていくという結末です。
タイトルである「ひよっこ」は単純に「ひよこ」のことです。
ひよこは親から自立していない雛のこと。
ならば、親から巣立ち、自立して生きていく結末は、ある意味「ひよっこ」ではなくなったみね子を表す結末として、かなり適切なのではないのかな、とも思います。
次期朝ドラ「わろてんか」とは!?
最近は情報が出回るのが早く、2017年下半期の朝ドラ「わろてんか」もすでに話題に!
この物語は吉本興業の創設者「吉本せいさん」の生涯を舞台にしたお話しです。
その当時(第二次世界大戦直後)は、人前で笑ってはダメ!
と言われていたそうですが、そのルールを吉本さんが塗り替えることに。
参考までに、現在吉本興業は新喜劇の舞台の改装を行っています。
名目上は建物が古くなったからとアナウンスしていますが、わろてんかを意識しているのかもしれませんね。
朝ドラひよっこから目が離せない!
脚本の岡田惠和さんからのメッセージをご当地サイトで公開しました( ..)φ….#岡田惠和 #ひよっこご当地サイト #朝ドラ #ひよっこhttps://t.co/k4J2CU1twq
— 連続テレビ小説「ひよっこ」【公式】 (@nhk_hiyokko) 2017年4月10日
結末はあくまで予想なので、もしかしたら外れている可能性もあります。
びっくりするような展開が用意されている可能性もありますが、朝ドラは王道で成り立っている面もあるので、この予想から大きく外れるようなことはないのではないでしょうか。
ともかく、3パターンのどの結末になるのかとても楽しみですね。
毎日見逃さないよう、しっかりと見ておきたいところです。