iPhone8とiPhone7との違いを徹底比較。スペックや新機能も一挙公開。
最近、毎日のようにiPhone8に関する情報が飛び交っているわけですが、時間が経つにつれて内容も変化しているようです。
未だに確定的なリーク情報は少ないものの、iPhone8のおおよそのスペック情報が見えてきたように感じられます。
ちなみに現在販売されているiPhone7は高性能であるため、発売から9ヵ月以上経っていても十分に使えるスマホです。
なのでiPhone8の購入を迷っているかたも多いと思います。
今回は、iPhone8とiPhone7を比較し、どちらがいいのか解説していきたいと思います。
iPhone8とiPhone7のスペックと新機能を比較
まずは、大まかなスペックの違いについて解説していきたいと思います。
【iPhone7/iPhone7 Plus】
- ディスプレイサイズ:4.7インチ/5.5インチ
- 解像度:1,334 x 750ピクセル(326ppi)/1,920 x 1,080ピクセル(401ppi)
- チップ:64ビットA10 Fusionチップ
- カメラ:12MP/12MP広角カメラと12MP望遠カメラ
- セキュリティー:Touch ID(新しいホームボタンに内蔵された指紋認証センサー)
- カラー:ローズゴールド、ゴールド、シルバー、ブラック、ジェットブラック
- 充電方式:有線(Lightningケーブル)
【iPhone8】
- ディスプレイサイズ:5.8インチ(有機ELディスプレイ)
- 解像度:2436 × 1125ピクセル(アスペクト比19:9)
- チップ:A11プロセッサ
- カメラ:3Dセンサー対応カメラ
- セキュリティー:3D顔認証機能(Touch IDは廃止?)
- カラー:4色(詳細は不明)、カラーが減って1種類は鏡のようなデザイン?
- 充電方式:ワイヤレス充電
このように、上記の情報だけでもかなり違いがあります。
基本的にはiPhone8のほうがスペックが向上しているので、これから買うとしたら最新機種のほうが良いと思われがちですが、なかなかそう簡単には決められない理由があります。
iPhone8の利点
【その1】ディスプレイの大型化
iPhone7よりも本体サイズはやや大きくなるものの、ディスプレイサイズは4.7から5.8インチへと大幅にアップすることで印象が大きく変わります。
これはGalaxy S8でも起こった現象で、横幅を変えずに画面を縦に伸ばして実現しています。
おそらくiPhone8でも同様のデザイン変更をしてくるものと考えられ、縦長になれば一画面に表示できる情報量が増えるため、より見やすくなります。
また、ベゼル幅を細くしてディスプレイサイズを大きくすることで、デザインイメージが先進的なものとなり、これまでのデザインは古臭く感じられるでしょう。
【その2】ワイヤレス充電に対応
iPhone8では、これまでのLightningケーブルによる充電方法に加えて、ワイヤレス充電にも対応すると言われています。
すでにワイヤレス充電に対応したスマホでもわかるとおり、端末を専用の充電ドックに乗せるだけで充電が開始されるので、毎回ケーブルを挿す手間がなくなります。
また、乗せるだけで充電ができることで、テーブルなどにドックを置いて細かく数回にわけて充電しても煩わしさを感じることはなく、バッテリー切れのリスクを減らすことも可能になります。
【その3】3D顔認証機能の搭載
Touch IDを廃止する代わりに、新たに高性能な3D顔認証機能を搭載する可能性があります。
情報によると、3D顔認証機能はわずか数百ミリ秒の早さで認証して端末のロックを解除できるそうで、その精度も高いとみられています。
さらに3Dであることから、他人が勝手に写真を利用してセンサーを騙すこともできないため、これまで以上にセキュリティーを高めることも可能だということです。
iPhone8が発売された後のiPhone7の利点
【その1】低価格で高性能端末が手に入る
iPhone8が発売されれば、必然的にiPhone7の価格が下がります。
昨年のモデルとはいえ、iPhone7はスマホの中ではトップクラスの性能を誇り、操作性・セキュリティー的にも安心して使える端末です。
手軽に高性能スマホを手に入れたいなら、iPhone7がオススメです。
【その2】対応するアプリが豊富
iPhone8が発売された時点では、解像度に対応するアプリがほとんどないため、使い始めは不具合が起こる可能性が高くなります。
特によくゲームをするユーザーにとっては、快適にプレイするにはこれまでのiPhone7で遊ぶほうが問題なく楽しめるはずです。
【その3】ちょうど手におさまるサイズ感
iPhone8では本体が少し大きくなり、さらに画面サイズも大型化される可能性があるので、片手で操作するには難しくなることが予想されます。
一方のiPhone7では画面サイズが4.7インチのため、片手で操作するにはちょうど良い大きさです。
特に手の小さな女性の場合は、iPhone6から続いているサイズ感に慣れているならiPhone7がオススメです。
【その4】Apple Payの利便性
iPhone8ではTouch IDが廃止され、代わりに3D顔認証機能が搭載されるかもしれないと説明しましたが、これが本当ならApple Payの利便性が大きく低下するかもしれません。
なぜなら、Touch IDが廃止されれば他の機能でセキュリティーを確保する必要があり、その場合にもし3D顔認証機能で行なうとすれば、決済時にわざわざ顔を向けて認証しなければいけません。
これは明らかに面倒で、ユーザーも使おうとは思いませんよね。
つまり、Apple Payを引き続き使いたいのであれば、iPhone7のほうが使い勝手が良いわけです。
このように、iPhone7とiPhone8ではそれぞれにメリット・デメリットがあり、ユーザーによっては慣れ親しんだiPhone7のほうが良い場合もあります。
まだiPhone8の正式情報が出ていないので、はっきりとどちらが良いと決めることはできませんが、少しずつ正確な情報も出てきているようなので、ここで紹介した内容でも参考になると思います。