iPhoneのバックアップを復元するパスワードを忘れた際の「iTunesとiCloud」の対処法を解説!

パスワードを忘れた経験は誰しも1度はあるのではないでしょうか?
しかもその忘れたパスワードが、iPhoneのバックアップを復元するパスワードであったら大変です。
なぜならiPhoneのデータが全てきえてしまう可能性があるからです。
今回は、iTunesとiCloudで対処法を解説していきます。
iPhoneのバックアップを復元するパスワードを忘れてしまったときは!?
せっかくバックアップしたというのに、復元時のパスワードを忘れてしまった!
そんなことってあるの?
と思う人もいるかもしれませんが、iPhoneのバックアップパスワードはバックアップの際には入力を求められないので、忘れてしまう人も多いようです。
しかし、忘れてしまった、では済まない場合も多いですよね。
せっかく転ばぬ先の杖でバックアップをしたというのに、それが利用できないのでは手間をかけた意味がありません。
しかし、いくら頭をひねってもパスワードが思い出せない、そんなときもあるでしょう。
それは、仕方ありません。
その際のバックアップは、諦めるしかないのです。
そうならないためにもしっかりバックアップを取ろうとしても、変更をするのにもパスワードの入力を求められます。
忘れたものはしかたありません。
人間は忘れる生き物ですから、いくら大事なことでも忘れるときは忘れてしまうんです。
そこで、ここではバックアップで復元する際のパスワードを忘れてしまった際の対処法を紹介していきたいと思います。
結局どうすればいいの?
バックアップパスワードを忘れてしまい、どうしても思い出せない。
そうなったら、仕方がありません。
復元パスワードを再設定するしかありません。
再設定ってめんどくさい、または難しそうと思うかもしれませんが、やらなければバックアップをすることが出来ないのです。
また保存するパソコンを変えても、バックアップの暗号化パスワードは変わらないのです。
iTunesを新規インストールしても暗号化パスワードを新規設定しようとしても、やはり前回のパスワードの入力を求められます。
結論からいうと、暗号化パスワードを忘れてしまった場合、そのバックアップは使用不可能です。
よって、復元する際のパスワードを忘れてしまった場合は、パスワードを再設定してしまうのが一番いいといえるでしょう。
パスワードの再設定の仕方はどうやるの?
パスワードを再設定するには、まずはiPhoneを初期化するしかありません。
もちろん初期化を行うと全てのデータは削除されるので、大事なデータはパソコンなどで隔離しておきましょう。
初期設定を行うには
- 設定アプリ
- 一般
- リセット
の項目を順に開いていきます。
そこに「すべてのコンテンツを設定を消去」のタブがありますのでタップしましょう。
すると、しばらく後にiPhoneが再起動します。
それまでは何か別なことでもして待ちましょう。
以上で、iPhoneの初期化は完了です。
暗号化パスワードの再設定方法
iPhoneを起動すると、新しいiPhoneとして設定するか復元するか尋ねられます。
バックアップを使用したいところですが、今回は再設定が目的なので「新しいiPhoneとして設定」をタップしましょう。
iPhoneをiTunesと接続してください。
ここでもバックアップから復元するか、新しいiPhoneとして設定されるか尋ねられますが、同じく新しいiPhoneとして設定します。
ここで「バックアップから復元」を選んでも、このバックアップを適応しようとするとパスワードの入力を求められるため、パスワードを思い出さない限り、出来ません。
次に「iPhoneのバックアップを暗号化」を選択しましょう。
すると、新しくパスワードが設定できます。
ここで設定したパスワードが、次にバックアップを適応しようとするときに求められるわけですね。
もしまた忘れてしまえば、今回のようにもう一度初期設定からやり直す羽目になるので、忘れないようにしておきましょう。
メモを取ったり、パスワード管理アプリなどに一任しておいたりするのがいいかもしれませんね。
iTunes/iCloudのパスワードってなんだっけ?
初期設定を終えたあとに忘れがちなのがiTunesやiCloudで使用するパスワードです。
基本的にシステムが自動で入力してくれるため、もしかしたら忘れてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
iTunesやiCloudには重要なデータが大量に保管されていますよね。
中にはお金で買ったものもあるはずです。
利用できなくなってしまうと、人によっては、それこそ計り知れないレベルの損失を被ってしまうかもしれません。
しかし安心してください。
バックアップと違い、これらのパスワードは復旧することができるのです。
iTunesとiCroudは、Apple IDという共通のIDによって管理されています。
こちらのパスワードをリセットする、という手法を取ることによって、パスワードを再設定することが出来るのです。
勿論、パスワードの再設定はデータをリセットしたりすることはありません。
そのあたりはバックアップを忘れたときと違って、安心だといえますね。
iTunesとiCloudをリセットする方法は?
まずはsafariでAppleIDにアクセスしましょう。
ここで空欄が表示されますので、こちらにAppleIDを紐づけたメールアドレスを入力してください。
そうして進むと、パスワードのリセット方法が記載されています。
パスワードのリセットは「メールを受け取る方法」と「セキュリティ質問に答える方法」があります。
セキュリティ質問は、自らが決めた質問なので、覚えている方はこちらの方が楽でしょう。
セキュリティ質問は生年月日に加えて、自分の子どもの頃のニックネームといったものです。
もし、しばらく前に決めたせいで答えを覚えていないという場合は、メール受信によるパスワード変更をしましょう。
どちらにせよ、本人確認が出来ればパスワードのリセット画面に飛ばされます。
パスワードをリセット後、新しいパスワードを設定したら、新しいパスワードを入力してiCloudやiTunesにアクセスしましょう。
基本的には画面に出てくる文字を入力するだけですので簡単です。
復元する際の暗号化パスワードを忘れてしまったら?
復元する際の暗号化パスワードを忘れてしまった場合、バックアップの手段はありません。
潔さも大事ですので、きっぱり諦めましょう。
そして、次のバックアップを適応するときのため、一旦iPhone自体をリセットする必要があります。
リセット完了後、新しいパスワードを設定しましょう。
もしスマートフォンの中に大切なデータがある場合は、あらかじめパソコン等にデータを隔離しておくのが大事です。
iCloudやiTunesのパスワードを忘れてしまった場合は、画面の指示に従ってパスワードをリセットし、再設定しましょう。
このときのリセットは本体のデータをリセットしませんが、何度もパスワードリセットを繰り返すのも面倒なので、なんらかの媒体にパスワードを残しておくのがおススメです。
パスワードの復旧は時間がかかるので大変な作業になります。
日頃からノートにメモをとる癖をつけていると後あとの心配がなくなります。
うかつにもパスワードを忘れてしまった方は、同じ過ちをしないように気を付けましょう。