mac BOOK Pro Retinaの13/15インチを比較し、ディスプレイの画質も徹底調査!

mac BOOKの進化が止まりません!
2016年バージョンの特徴は「薄さ」「軽さ」「バッテリー持ち」「Retinaディスプレイ」。
サラッと書きましたが、実は1つ1つの改良が仕方が凄すぎるのです。
今回は特徴の中の1つの、「Retinaディスプレイ」について解説していきます。
また、mac BOOK Pro Retinaの13インチと15インチの比較もしていきます。
mac BOOK Pro Retinaディスプレイとは?
今回の「薄さ」「軽さ」「バッテリー持ち」「Retinaディスプレイ」は主にノートパソコンの使い勝手を考慮して開発されたのでしょう。
デスクトップでは、「薄さ」「軽さ」「バッテリー持ち」はあまり関係なく、購入時に気になるのはディスプレイの綺麗さですよね。
まずはRetinaディスプレイについて解説していきます。
Retinaディスプレイの特徴は、驚異的な色彩とクオリティを保ちながら、光の映り込みを抑えていること。
コントラスト比が高いので、色の深さを表現できます。
例えば、黒はより黒く、白はより白く表現され、そのほかの色も同様に、豊かにみずみずしさにあふれています。
また広視野角が178度という、IPS(In-Plane Switching)テクノロジーを採用しており、どの角度からでも画質の美しさを体感できることでしょう。
Retinaの仕組み
今までのMacBookでさらに質の良いRetina体験を現実化するには、ピクセルから見直さなければならないと気付かされました。
そのため、ピクセルを一から再設計して開口部を広げ、より多くの光を通すことが可能に。
これにより、Macのノートブックの他の機種に搭載されている「Retinaディスプレイ」より30%もエネルギー効率の高いLEDバックライトを使うことに成功しました。
かつ、明るさの鮮明さは、同じレベルに保ったままです。
あらゆるレベルで革新が勧められた結果、「Retinaディスプレイ」は従来より遥かに鮮明な画質を手に入れました。
ピクセルとは?
「パソコンの画面」や「デジタル写真」は、四角形の集まりで構成されています。
この1つ1つの四角形のことをpixel(ピクセル)といいます。
「1920×1080」ピクセルを例にあげます。
「1920×1080」とは、「横に1920個」、「縦に1080個」のピクセルが規則正しい碁盤の目のように並んでいるということを表しています。
このピクセル1つ1つに1色ずつ色がついており、その色が組み合わさることで画像を表現できます。
「1920×1080」の場合、1920×1080=2.073.600になり、約2.073万個のピクセルで構成されているということになります。
また、ピクセルは画素とも呼ばれており、約2.073万画素とも呼ぶことができます。
MacBookの12インチRetinaディスプレイ
Appleの宣伝として使われている12インチのノートブック。
「薄さ」「軽さ」「バッテリー持ち」「Retinaディスプレイ」この言葉は12インチのものだったのです。
- 薄さ:13.1mm
- 軽さ:920g
- バッテリー持ち:10時間
- ディスプレイ:Retina
さらに詳しく説明すると、Retinaディスプレイは驚異的な薄さでわずか「0.88mm」しかありません。
特別に開発された自動製造工程により、ディスプレイの端から端までを覆うガラスが作られ、その厚みは0.5mm。
また、ディスプレイが構成される部品同士の隙間を減らすことにより、無駄をなくしより薄いデザインを実現することが可能になりました。
12インチなのに、解像度が2.304×1.440。
この画質の鮮明さは、誰が見ても納得するレベルといえます。
MacBook Pro「13インチと15インチ」を比較
上記の画像を見ていただければわかると思いますが、60インチのHDTVのピクセルを13インチと15インチの両サイズで越えています。
- 60インチ:1920×1080
- 13インチ:2560×1600(400万ピクセル以上)
- 15インチ:2880×1800(500万ピクセル以上)
ここまで細かいピクセルを使うと人間の目で認識できる域を越えているので、1つ1つのピクセルを識別できないレベルです。
このレベルに達したことにより、現実世界により近づきました。
ディスプレイ
- 13インチディスプレイ:Retina
- 15インチディスプレイ:Retina
- 13インチピクセル数:2,560 x 1,600
- 15インチピクセル数:2,880 x 1,800
- 13インチアスペクト比:16:10
- 15インチアスペクト比:16:10
高性能なグラフィックス
13インチ
Intel Iris Graphics 6100を搭載。
タスクやグラフィックスを駆使するアプリにも最適。
大きなフォトアルバムのスクロールも瞬時に行え、ゲームについては極めて細かなところまで楽しみながらプレイできます。
外部ディスプレイも2台まで接続可能。
コンパクトな13インチなのにポテンシャルが高く、グラフィックス機能にも注目。
15インチ
ディスプレイが驚異的なため、グラフィックも群を抜いています。
第4世代のIntel Core i7プロセッサは、128MBのメモリのIris Pro Graphicsを搭載しました。
このメモリが超高速キャッシュとして機能し、高精度のグラフィックパフォーマンスが求められる作業を高速で実地。
圧倒的なグラフィック力を求めるのであれば、「Iris Pro Graphics」と「AMD Radeon R9 M370X」の合作の15インチモデルをおすすめします。
2GB GDDR5メモリを搭載しているので、ゲームをプレイしたり、ビデオを編集したり、プロ向けグラフィックアプリケーションで画像をレンダリングするなど、今まで以上の優れたパフォーマンスを体験できます。
ディスプレイ以外の比較
コア数
- 13インチ:デュアルコア
- 15インチ:クアッドコア
2個か4個かの違いになるが、2と4では倍違うので、15インチの方がよりハイスペックといえます。
13インチでのあらゆることに対応できますが、15インチはさらに凄いことが可能になりました。
考えられる極めて複雑な作業もすばやく処理することが可能。
またデータ量は、13インチが8GBに対して、15インチが16GB。
15インチは13インチの倍の容量があります。
しかし、13インチもオプション設定で16GBに変更できます。
金額は19,600円。
バッテリー
- 13インチMacBook Proのバッテリー駆動時間は最大10時間。
- 15インチMacBook Proのバッテリー駆動時間は最大9時間。
どちらも先代よりも1時間ずつ長くなっています。
また、内臓バッテリーは最大1,000回の充電に対応します。
金額
- 13インチRetinaディスプレイ:126,800円
- 15インチ(2.2GHz)Retinaディスプレイ:224,800円
- 15インチ(2.2GHz)Retinaディスプレイ:282,800円
13インチと15インチでは、倍近く差があります。
この価格の差は大きいですが、性能が伴っているので…
なかなか購入に踏み切れない額ですね。
薄さ
- 13インチ:1.8cm
- 15インチ:1.8cm
13インチも15インチも同じ薄さでペラペラですね!
重さ
- 13インチ:1.58kg
- 15インチ:2.04kg
12インチが1kgを切っていましたが、13インチも15インチも驚く程軽いですね。
軽すぎるので、持ち心地や膝の上で使っている時の使い心地が気になります。
今回はRetinaディスプレイの13インチと15インチを比較していきましたが、GPUなどは初めから決まっており、購入後には変更できないので、購入を検討しており余裕がある方には、よりスペックの高い15インチのRetinaディスプレイをおすすめします。