新型シルビア(S16)最新情報まとめ!スペックや価格を徹底調査。

新型シルビアS16が登場するのでは?という情報が流れています。
シルビアといえば「ドリフト族」や「走り屋」に愛された車として有名ですよね。
ところが、一番最後に出ているS15の発売年が2002年。
そこから数えると、なんと15年以上の空白期間があります。
それだけに、今回の情報を嬉しく感じている人も多いのではないでしょうか。
ファンでなくとも、名高いシルビアの新型ということでほしいと思う人も多いはず。
そこで、ここでは現時点でわかっているS16シルビアの情報を予想を交えつつまとめました。
日本だけでなく、世界でも人気の高いシルビア。
果たして、どのような車になっているのでしょうか。
シルビアってどんな車?
シルビアはスペシャルティカーとしてクーペ(二人乗り)車で1965年に発売されました。
当時からそれなりの人気はあったようですが、本格的な人気が爆発したのは3台目のとき。
このときから若者に人気が高く、一定のファンもいたようです。
シルビア史上、最も成功し、最大の台数を販売したのが五代目シルビアであるS13型。
バブル景気の後押しを受け、ブームに乗ったことが成功した一番大きな要因だったようですね。
このときからシルビアといえばドリフト族、走り屋のための車とイメージが定着していきました。
そして現在。
S15(七代目)を最後に2002年よりシルビアの生産は終了し、現在出回っているのは全て中古車です。
このS15はスポーツ車として非常に人気が高く、15年以上前の車でありながら驚くほど高額で取引されています。
シルビアの人気の秘訣はシルビア自体がよい車だということもありますが、そのチューンアップ性の高さにあります。
他の車種と比較してカスタマイズが比較的容易なので、個性を主張したい走り屋の方々には非常に人気が高いというわけですね。
シルビアS15が例えば二台あったとして、自分のものが他のものと違えば、やっぱりわくわくしますよね。
特にS15は国産車でありながらまるで外車のようなスタイリッシュなデザイン、エンジンの素晴らしさから今でも中古の人気が高いわけですね。
シルビアS16のスペックはどうなる?
2013年東京モーターショーにシルビアの後継を匂わせるコンセプトカーが登場しました。
それが「IDx」レトロなデザインに近未来を感じさせるデザインが印象的で、市販化間近と言われていましたが、残念ながらこのコンセプトカーも結局は市販化されていないのが現状です。
その後、シルビアS16は情報がほとんど出回っておらず、確定している情報も少なくなっています。
そもそも、開発されている車が本当にS16なのかもわかりません。
もちろん、火のないところに噂は立たず。
噂の出所は一枚のスケッチのようですね。
そこから噂が広まり、複数の人が、シルビアS16が出るのでは、という考察をしています。
もちろん噂だけではなく、日産自動車がGT-Rに次ぐスポーツカーを開発しているという情報があります。
そこで一番有力なのが、日産を代表するスポーツカーであり、今でも人気の高いシルビアというわけですね。
さて、気になるスペックですが、これも噂によって様々な考察があるようです。
開発コンセプトから判断できるのは、FR駆動の継続
日産のチーフクリエイティブオフィサー(CCO)の中村史郎氏が軽量でコンパクト、かつ手頃な価格に抑えるには適切なプラットフォームが必須だ。
しかし実際それを見つけ出すことは容易ではなく、しかも後輪駆動でなければならない。
もし我々が前輪駆動を採用すればファンを欺くことになる、開発費用は膨大になるので我々は苦しんでいる。
また、同じグループ企業で復活したアルピーヌの新型車からプラットフォームを流用するアイデアについて「エンジンが後ろにある車は我々の会社には合わず、我々とアルピーヌではスポーツカーにおける文化が異なる」と発言されていますので、今後も日産から発売されるスポーツカーはFR(フロントエンジン・リアドライブ)になると思われます。
ターボの設定やハイブリッドはあるのか
ターボの設定有無に関しては、ターボエンジンは小さなエンジンから大きなエネルギーを生み出す為に有効な手段で、技術の向上に伴ってターボエンジンの燃費性能も上がっています。
その中でも有力なのが、2.0Lからダウンサイズされた1.8Lターボのエンジンという説です。
最近の流れからすると、ある程度燃費にもこだわってくるかもしれませんね。
もしかしたら、ハイブリットエンジンが搭載される可能性もあります。
環境保護の観点や、燃費の観点から見ても、ありえない説ではないでしょう。
また、エンジンのダウンサイズに呼応して、車体のサイズも小さくなる可能性は高いといえます。
エレガントな車体ながらエンジンは轟音を響かせ、強い加速で風を受けるボディ。
想像するだけでもわくわくしますね。
さて、シルビアといえばクーペ車ですが、2人乗りにはならないでしょう。
最近の傾向からすると、クーペ車では売れ行きがよくなく、後部座席もついたセダン車になるといわれています。
趣味のための車とはいえやはり移動手段としても使いたいもの。
スポーツ車好きに家族もちが増えたこともセダン車へのチェンジの理由に挙げられるでしょう。
やはりクーペ車ですと、どうしても移動手段としては使いづらいですからね。
奥さんに財布の紐を握られている人からすれば、普段使いとして使用できるのもアピールポイントでしょう。
また、室内の仕様も大きく変わると考えられます。
S15までの室内は、シンプルなデザインにストレートな室内でした。
しかし、S16はシンプルさを維持しながらも豪勢な雰囲気をかもし出すデザインになると考えられます。
ほとんど同じコンセプトの4ドアスポーツセダンの「マキシマコンセプトカー」は、そういった雰囲気になっているのです。
よって、コンセプトの似通ったS16も似たようなデザイン方向が定められると考えられます。
とはいえ、シルビアといえば、スポーツカーの金字塔でもあるので、よりリッチな雰囲気をかもし出すようなデザインになるかもしれませんね。
もしくは、スポーツカーらしさを出したよりスタイリッシュなデザインになる可能性もあります。
また、2002年当時はなかった技術がたくさん存在していますので、S16の室内装備も最新のものが追加されると予想できるでしょう。
カーナビやBluetooth接続、スマートキーなんてものが追加されるかもしれませんね。
どんな車になるにせよ、人気車種の後継ですので、満足感と高級感を併せ持った最高の車になることは間違いないでしょう。
ファンは勿論、車好きならば、これからの情報に目が離せませんね。
発売日と価格を予想
いまのところ発売日は未定です。
2017年には同コンセプトの「マキシマ」のコンセプトカーが発売されるので、恐らく発売は2018年になるのでは?といわれています。
もちろん、S16は車ですから、ある日突然発売されるわけではありません。
事前に情報の発表があり、その後、発売されるのです。
その、情報公開のタイミングとして注目されているのが、2017年の東京モーターショーです。
東京モーターショー2017は10月27日から11月5日にかけて開催されます。
このときにプロトタイプが発表、2018年に発売されるのではないかという予想が立っています。
気になる価格についてですが、恐らくそれほど高い値段にはならないでしょう。
なぜなら、最近はスポーツカーやSUV等も低価格化が進んでおり、求めやすい価格になっていると考えられるからです。
S15の値段や日産のスポーツカーの値段等考えて予想、また同じ価格帯のスポーツカーを日産がラインナップする事は考えにくいので、200万~400万の価格になると思われます。
新型シルビアS16の今後に注目!
現時点でわかっているほどはそれほど多くないのですが、日産が新型シルビアにかける情熱は伝わってきたと思います。
なにしろ15年以上前から音沙汰のなかった車種ですから、そのぶんファンの期待も大きいはずです。
発売が2018年と遅いのも、これだけ情報が少ないのも、大きすぎるファンの期待に応えようとしている証拠ではないでしょうか。
どんな車になるか、まだまだ全貌は見えてこないとは思いますが、日産が技術の粋を集めた車になることは間違いありません。
ファンの方は首を長くしながら、日産の動向を見守っていきたいですね。
また、シルビアのファンではない、という人も素晴らしい車に触れるチャンスです。
前述したように、S16は購入しやすい値段になるのではと予想します。
もし、よい車がほしいと思うのなら、一度購入を考えてみてもよいのではないでしょうか。
ともかく、情報はまだまだ出揃っていませんので、まずは東京モーターショーに期待をしたいところですね。