膝の痛みで曲げると痛い時の病名は?内側や裏側の痛みは運動療法が効果的。

膝の痛みで曲げると痛い時の病名は?内側や裏側の痛みは運動療法が効果的。

膝は動かさないと、どんどん動きにくくなります。

膝の痛みや違和感、また不快感などが続くと膝をかばってしまい、余計に動かさなくなります。

特に膝を曲げた時や、伸ばした時に痛みがある時は、膝の曲げ伸ばしをしないようになります。

膝は毎日適度に動かしていないと、動く範囲が狭まってきます。

これを「可動域制限」といいます。

それでは、膝の痛みで曲げると痛い時の病名は何か?

また膝の内側や裏側の痛みには運動療法が効果的ですが、なぜなのかを紹介していきます。


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膝の痛みで曲げると痛い時の病名は何?

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膝の痛みで曲げると痛い時の病名は、「変形性膝関節症」が当てはまります。

では変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨がすり減って、関節炎や変形をして痛みが起こる病気です。

進行状況は3段階あり、「初期」「中期」「末期」に分かれますが、初期の前に「前期」というのもあります。

今回は前期も含めた4段階の説明をしていきます。

軟骨が変形し衝撃吸収力が低下する「前期」

関節軟骨は弾力性と粘りに優れており、外からの力を分散させたり吸収したりします。

しかし、何度も繰り返し外からの大きな力が加わると、その負担に耐えれなくなり関節軟骨に小さな傷が付いたり劣化します。

これを「軟骨変性」と呼びます。

軟骨変性の進行が進むと、弾力性と粘りはなくなっていき、本来の関節の役目である衝撃吸収力が低下します。

この状態が、変形性膝関節症の「前期」になり、変形性膝関節症を特徴づける時期になります。

またレントゲンには写らないため、判断ができません。

関節軟骨がすり減り始める「初期」

外からの大きな力により、関節がさらに破壊されると、関節軟骨内のコラーゲン線維が壊され、プロテオグリガンが失われ、徐々に関節軟骨が減り始めます。

この症状は、「初期」の特徴でもあります。

また軟骨変性がさらに進むと、荷重が軟骨下骨の1ヵ所に集中します。

それにより、軟骨下骨が厚く硬くなります。

これを「骨硬化」と呼びます。

さらには、軟骨下骨の周りは、負担を減らそうとして軟骨下骨や皮質骨を増加させ、トゲや土手を作ります。

このトゲを「骨棘」土手を「骨堤」と呼びます。

またこの時期になるとレントゲンに白く写ります。

膝のO脚や変形が目立ち始める「中期」

中期の時期になると、関節軟骨の減り方が進行し、可動域制限が小さくなります。

また骨の変化も進行し、レントゲンでも典型的な変形性膝関節症の症状が現れます。

また痛みをかばう関節の使い方をする事により、関節の1部分に負担がかかり、関節や骨が歪むことがあります。

よくあるのが、膝の内側にだけ荷重がかかるかばい方をすると、関節軟骨がすり減り、骨までも変形します。

この状態になると、膝が真っすぐ伸びなくなり、前から見ると「くの字」になりO脚になっています。

このような変化は中期から末期にかけて現れます。

1度変形すると2度と元に戻りません。

関節軟骨が完全にすり減る「末期」

末期までくると、>関節軟骨が完全にすり減り軟骨下骨が露出します。

それにより、さらに硬くなり、摩擦により表面はピカピカに磨いたようになります。

これを「象牙質化」と呼びます。

レントゲン写真では、普通の膝と比べると全くの別物に見えます。

また軟骨がないので、曲げ伸ばしは困難になります。


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膝の内側や裏側の痛みは運動により改善

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膝が痛くなったら、そのままにしていても改善されません。

※一過性のものは除く。

これからその膝と付き合っていかないといけないので、効果的な運動(ストレッチ)を紹介していきます。

四頭筋訓練法

四頭筋訓練とは、大腿四頭筋を鍛えるトレーニングのことです。

膝を動かすのは主に太ももの前にある大腿四頭筋と、太ももの裏にある筋肉です。

特に大腿四頭筋は歩いたり走ったりするときでも常に体重を支えており、関節軟骨に負担をかけないようにしています。

変形性膝関節症になったら、大腿四頭筋や体重を支える筋肉を鍛えて、関節軟骨に負担をかけないようにします。

それにより、痛みは確実に和らぎます。

膝が痛いからストレッチをするのが難しいかもしれませんが、ストレッチを習慣づければ、後々に痛みが軽減されます。

しかも、この方法がもっとも安全で効果的です。

それではストレッチの仕方を紹介します。

ストレッチ方法

椅子に座り片方の膝を真っすぐ伸ばし、空中で10秒間保持します。

※真っすぐ伸ばすと痛みが生じる時は、軽く曲げたまま行ってください。

その後、3~5秒間休み、また膝を伸ばすのを20回繰り返します。

反対の足も同様に行います。

理想は足を椅子の高さまであげます。

難しい場合は、できる範囲で行います。

ここまでで1セットです。

最低でも毎日1セットは行います。

膝を動かさないこのストレッチは安全に行えますが、効果がでるのに時間がかかります。

毎日の習慣に取り入れて下さい。

1セットのストレッチは10分程度で終わります。

ウォーキングで可動域を増やす

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まずは、普段から膝を動かすことを意識すること。

そして、積極的に動かし、可動範囲を狭くしないこと。

これは、日常生活の中で習慣づけることで、最も効果的な方法です。

さらに、人間の生活で切っても切り離せない「歩く」ことに注目します。

歩くことは、いつでもどこでもできます。

ここで大事なのが「痛みなしで歩くこと」

痛みがあるのに無理に歩くと逆効果になるので、痛みなしで歩くことが条件です。

それを踏まえて平坦な道を30分程度歩きます。

この時、30分でどこまで歩いたかが重要ではなく、30分間膝に負担をかけない歩き方ができたかが重要になります。

ですが、ある程度のスピードは必要です。

また、歩いてる最中に、少しでも痛みが出れば歩くのを中止します。

その翌日は歩く時間と距離を短くします。

歩くことの目的は、膝を動かすことと、筋肉をつけることです。

そのため、ダラダラと歩いても意味がありません。

ウォーキングには姿勢も大事になります。

あごを引き、背筋を伸ばして、歩きやすい格好で歩くことを意識しましょう。

ウォーキングの利点は、消費カロリーが計算しやすいところです。

続ければ、ダイエット効果もあるので一石二鳥ですね。

また、水泳やサイクリングも効果的です。

ストレッチやウォーキングを習慣づけ、膝の痛みを軽減させていきましょう。


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