PlayStation1~4Proまでの歴史を紹介。進化を遂げた裏にはさまざまな想いが!

家庭用ゲーム機として大きな地位を確立したSonyのPlayStation。

今では据え置き型の代表機としてすっかり定着していますが、その歴史にはゲーム開発に携わる様々な人の想いがつめこまれています。

そんなプレイステーションの歴史を、世代ごとに振り返ってみましょう。


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PlayStation

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1994年に登場した初代のプレイステーションは、CD-ROMと3D描写を得意とする「次世代機」として姿を現しました。

CPUはおよそ33MHz、メモリは2MB、VRAMは1MBというスペックで、メモリーカードは120KBでしたが15ブロックをゲームの要求に応じて使い分ける仕様です。

CDを採用した訳

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当時は未経験者の多かった3Dプログラムの困難さを和らげ、コストの安くなっていたCDからデータだけを読み込み、本体内で3D処理を行い描写することでロード時間を短縮するという手法を採用していました。

また、ムービー再生機能も高水準でゲーム部分と連結した表現が可能だったため、リアルな表現を非常に得意としており、ゲームから離れていた青年や中年層を再び取り込むことに成功しています。

開発は任天堂との共同事業でしたが途中で破棄されてしまい、製作していたタイトルが没になり巨額の損失を被ってしまったり、Sony自体が家庭用ゲーム機参入によるイメージダウンを危惧して反対派多数だったりと、決して順調な道のりではありませんでした。

家庭用ゲーム機を任天堂が席巻していた状況に一石を投じ、その衝撃は大きいものとなりました。

リッジレーサー、ぼくのなつやすみ、クラッシュ・バンディクー、影牢、俺の屍を超えてゆけ、ファイナルファンタジー、鉄拳2、バイオハザード、ドラゴンクエストといった強力なラインナップがその勢いを決定づけ、家庭用ゲーム機史上初の累計出荷台数1億台突破を達成しました。

大人でものめりこんでしまう3Dゲームの世界は、ゲームのイメージを一新し、まさに次世代の流れを作ったと言えるでしょう。

PlayStation2

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2000年に登場した後継機のプレイステーション2は、DVDドライブやUSB、IEEE 1394といったPCと同じインターフェースも取り付けて登場しました。

CPUは約295MHz、メモリは32MB、VRAMは4MBと大幅に強化され、3Dの描写を更に追求することができるようになりました。

開発にとってはやや難しい環境になったものの、初代のソフトもそのまま遊べる上位互換性が新作ソフトの減少や人口流出を抑え、シャドウハーツ、デビルメイクライ、真・三國無双、ICO、キングダムハーツ、SIREN、ワンダと巨像、大神、グランドセフトオートといった記憶に残る名作が続々と現れました。

DVD普及の立役者

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DVDが使えるようになったため、初期を除いてほとんどのソフトがその大容量を活かすようになっただけでなく、プレイヤーとしても手頃な価格だったのでDVDプレイヤーのメーカーは対抗して値下げせざるを得なくなり、結果的にDVD普及の決定的な流れまで作り出しました。

全世界での販売台数が1億5000万台を超えており、現在世界で一番売れたとされるゲーム機です。

値段に対する性能の高さから、「兵器転用の恐れがある」と輸出規制の対象にまでなったエピソードがあります。


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PlayStation3

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2006年に発売されたプレイステーション3は、Blu-rayディスクの読み込みを追加し、当時としては解像度の高いフルHDにまで対応したモデルとなりました。

CPUは3.2GHz、メモリは256MB、VRAMは256MBと飛躍的な進化を遂げています。

本機では新機能が多く実装されており、インターネットブラウザやPSP、PSVitaなどを使ったリモートプレイ、オンラインサービスであるPSN、ビデオのアップコンバート、FacebookやYoutubeへのアップロードなど家庭用ゲーム機の枠にとどまらない機能を有しています。

飛躍的な進化の裏には…

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テイルズシリーズ、龍が如く、ウイニングイレブン、コールオブデューティー、グランツーリスモ、バトルフィールドなどの後継作やベヨネッタ、ドラゴンズドグマといったタイトルが並ぶことになりました。

ポテンシャルの高いゲーム機ではあるものの、旧世代との互換性を保つことが厳しくなり、部品供給不足による生産の遅れや、設計段階で最適化を求められる開発の困難さなどから、残念ながら以前ほどの盛り上がりには届きませんでした。

トロフィー機能が実装されたのもここからで、PCでしかできなかったことを貪欲にとりこんだ総合機としての姿が、この時点で既に形となっています。

PlayStation4

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2013年に発売されたプレイステーション4は、ネットワーク機能のさらなる強化とヘッドセットの標準付属、ゲームのダウンロード版販売などが整えられています。

CPUはJaguarで約1.8GHz程度、メモリはVRAM仕様の8GBです。

かいつまんで説明しますと、CPUは演算だけでなくグラフィック処理も積極的に担うマルチなタイプに変更されていて、VRAMという本来グラフィック処理用に別に用意していた高価な高速メモリを全てにおいて使う、という贅沢な仕様に変更されています。

周波数の数字だけを見ると下がっていますが、ゲームの実行により適したバランスの良い構成になったので、実性能はしっかり体感できるほど上がっています。

他にも、スマートフォンやタブレット端末を第二の画面として使用するセカンドスクリーンや、プレイしたゲーム内容を録画、配信できるシェア機能、SNSとの連携強化など、時代に合わせた機能が追加されました。

スマートフォンの台頭でゲーム業界全体がタッチ端末に流れていく逆境の中、PCより安く多彩な需要をカバーできる大画面用ゲーム機として、プレイステーション4はかなり健闘しているといえます。

ダークソウル3、ドラゴンクエストビルダーズ、オーバーウォッチ、フォールアウト4、ウィッチャー3、マッドマックス、ファイナルファンタジー15などその性能をフルに活かしたタイトルが揃っています。

性能不足やバグでプレイに支障が出ていたスカイリムがリマスターされるなど、前世代の名作が素晴らしい出来に蘇って再登場することがあるのもプレイステーション4の土壌があってのことでしょう。

プレイステーション3の時点ではグラフィック処理が厳しく、フルHDの描写を断念せざるを得ないタイトルも多かったのですが、プレイステーション4はその枷を解き放ってくれています。

これからの躍進にも期待

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2016年11月にはシリーズ初のハイエンドモデルとなるプレイステーション4Proが発売されています。

4KへのアップスケーリングやVRなど、常に新しいゲーム環境を開拓する姿勢を保ち、プレイステーションは今もなお進化し続けています。

これからもインパクトのあるゲーム体験を提供してくれるであろうプレイステーションからは、今後も目を離さないでおきたいところですね。


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