うさぎの飼育は難しい!大変な温度や環境の管理ができれば一人暮らしでも飼える。

うさぎは臆病な性格で寂しいと死んじゃうって言われてます。
寂しいと死んじゃうとは、1人だとご飯を準備することができないため、ということらしいです。
人が飼っているペットなら飼い主がいないと食事の管理ができないので当然のことでしょう。
うさぎが犬や猫と違うと感じるところは、デリケートで繊細な性格があげられます。
そのため、うさぎをペットとして迎え入れるには、軽い気持ちで飼いだすと大変なことになってしまいます。
うさぎの飼育は難しい理由と、この難しさを乗り越えれれば一人暮らしでも飼えることを説明していきます。
うさぎの飼育はなぜ難しいの?
うさぎがデリケートと言われる理由は、なにかにつけて「弱い」からです。
下記がうさぎの弱さになります。
・暑さに弱い
・寒さに弱い
・骨格が弱い
弱いとこだらけのうさぎなので、このことが飼育するのが難しい理由になっています。
また「鳴かない」ことや、目の前のものを「噛む」のも飼育の難しさに繋がります。
これらのことを1つずつ説明していきます。
ストレスが寿命を縮める
室内で飼育する場合、ゲージを準備しましょう。
このゲージがストレスの最大の原因になります。
普段はゲージに入れて飼いますが、ゲージは狭いので1日最低3回以上はにストレスのためにゲージの外に出します。
ウサギの平均寿命は5年~10年くらいです。
また環境変化にストレスを感じてしまうと寿命は縮まり、5年~6年ほどになってしまいます。
ちなみにウサギの長生きギネス記録は18年です。
このことからもストレスはジョ冥に密接に関係しているのがわかりますね。
うさぎは「暑さ」「寒さ」に弱い
暑さ対策は、室内での飼育で風通しが良ければ、扇風機を常に回していれば大丈夫です。
室内でも窓を閉め切った状態なら、エアコンを付けて適正な温度のしましょう。
寒さ対策は、布団などの中に入って温まれるものを準備しておくのと、ストーブなどの暖房器具で部屋を暖めれば大丈夫です。
寒さに関しては、よほど寒い時以外は案外へっちゃらです。
骨折をよくする
ジャンプ力があり、ピョンピョン跳ねてる印象のあるうさぎですが、着地したときに骨折なんてことはよくあります。
また飼い主さんが抱きかかえた体勢が悪く骨をおってまったなど、想像以上にもろいです。
この時に大事になるのが、うさぎを診察することができる獣医さんが近くにあるかないかです。
うさぎの飼育を検討しているのなら、家の近くにうさぎを診察できる獣医さんを調べておきましょう。
めったに鳴かない
鳴かないことはメリットでありデメリットでもあります。
【メリット】
近所迷惑にならない
【デメリット】
何か異常があったときの発見が遅れます。
鳴かないのにはうさぎならではの理由がありました。
うさぎには武器がありません。
そのため、敵に見つかったら「死」を意味します。
このため見つからないように鳴かずに身を潜ませて、静かに待機しその場をしのぐのが生き残るための手段だったのです。
またうさぎには声帯がありません。
ですがなにかの感情が出た時は、食堂などを上手に使い「キュッキュッ」や「キャンキャン」などの声をだします。
前歯でなんでも噛む
これはご飯を食べる時のことではなく、ゲージから外に出した時に危険なものを排除しないと命が危ないということです。
ゲージの外は、コンセント付近には電化製品のコードが無数にあります。
うさぎはコードを目にすると噛んでしまいます。
こpれは凄く危険な行為で、感電すると死んでしまいます。
予め危なそうな場所には入れないように柵などで対策をしておきましょう。
一人暮らしでうさぎを飼育するのに最適な種類は?
一人暮らしの場合は、うさぎから目が離れる時間が増えるので、なるべく手がかからない種類を選んだ方が、飼い主さんにもうさぎにも負担がかかりずらいです。
うさぎの種類
【ネザーランドドワーフ】
飼育できるうさぎの中では最も小さいのがネザーランドドワーフ。
成長しても子ウサギほどの大きさで、見ていてもかわいらしく、体重は0.8kg~1.2kg位です。
またネザーランドラビットとは違うので気を付けましょう。
【ホーランドロップ】
ホーランドロップも飼育できるうさぎの中では小さめになり、成長しても体重は1.8kg~です。
また筋肉質なため比較的健康です。
性格はおっとりしてますが、感情表現は豊かで喜ぶと跳ねまわります。
【ミニレックス】
人気急上昇中のうさぎと言えばミニレックス。
人気の理由は短毛で毛並みが整い光沢感があり、触り心地が抜群です。
性格は少し気が強い面もあるので、デリケートではありません。
また甘え上手で、愛情表現も豊かです。
うさぎは温度変化に弱い
うさぎが快適に過ごせる温度は18度~24度と極めてレンジ幅がせまいです。
温暖化が進んだ今の地球では、うさぎにとって深刻な状況です。
冬場の温度は、20度~24度まで。
特に夏場の高温には弱いため、毛をカットしたりして体感温度を下げるのが効果的です。
また、うさぎは耳で体温調整をすることしかできません。
なぜなら汗をかかないからなのです。
身体の大きさのわりに耳からしか体温調整ができないので暑さに弱いです。
急激な温度変化にも弱い
よくある例が、夏場の暑い時期にうさぎを診察してもらうために車に乗せて移動させ始めたら、体調を崩して亡くなってしまった。
この原因は、車内の温度を下げずにうさぎを乗せたから。
対策は、あらかじめ車内の温度を適切にすること。
人間の感覚でうさぎに対応すると取り返しがつかない場合があるので、温度管理は徹底しましょう。
うさぎはデリケートで繊細な生き物です。
特に温度管理は重要になります。
逆を言えば、温度管理を徹底すれば一人暮らしでも飼育することができるようになります。
ですが、うさぎを飼育する時は温度管理だけではありません。
そのほかにも、餌の管理、ストレス発散の方法などさまざまあります。
うさぎの性質を理解して、飼い主さんにも、うさぎにも負担のかからない飼育を目指しましょう。